田中将大の獲得候補にツインズ&ブルージェイズが急浮上…同級生の前田健太と2013年WBC以来の共闘か
田中将大投手(32)=ヤンキースからFA=の獲得候補に、ツインズとブルージェイズが急浮上した。 19日の米放送局CBSスポーツは、ツインズの補強状況を特集した。2月の春季キャンプまでに「必ず大きな動きが1つか2つはある」と報道し、エース右腕・前田と2番手ベリオスに続く先発ローテが不安定だと指摘。「魅力がある獲得候補」の2投手に田中とオドリッジを指名した。 田中と前田は同学年で、先に海を渡った田中を見て、前田は大リーグを夢見るようになったと明かしている。プロで一度も直接対決がない田中と前田。メジャーで初の投げ合いがどころか2013年のWBC以来となる共闘が実現する可能性も否定できない。 さらにこの日、米紙ザ・レコードは、ヤンキースが補強資金の上乗せをしない限り田中残留の目はなく、パドレスも右腕マスグローブのトレード獲得で候補から消滅したと前置きした上で「今後はブルージェイズが田中の獲得戦に参加してくるだろう。一方、田中は大リーグから納得できるオファーがなければ、日本復帰も考慮に入れている」と報じた。 Bジェイズは山口が所属するため、今オフは巨人で元同僚だった菅野投手のポスティングによる獲得レースで有力候補と目されていた。だが、菅野は巨人残留を選択。田中は年俸1500万ドル(約15億6000万円)以上が希望条件と伝えられる中、十分な獲得資金が手元にある数少ない球団だ。
中日スポーツ