Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

「久保建英とアンス・ファティ」(2)久保がバルセロナ相手に魅せた「20分間の劇場」

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
サッカー批評Web

 バルセロナの今季開幕戦となった、カンプ・ノウでのビジャレアル戦。  前半だけで4-0と、バルセロナ圧勝の雰囲気が漂うが、後半に入ると、カンプ・ノウに雷鳴のような音がこだまする。リオネル・メッシも上を見上げるほどの轟音だったが、これは花火。チームの復活を祝うかのように、スタジアムの外で火球が続々と爆発し、それは20分ほどに及んだ。 ◆【動画】久保建英のマジカルな活躍は3分40秒ごろから  2ゴール、1PK獲得と、奮迅の活躍を見せたアンス・ファティは70分で交代。  そしてその4分後の74分、そのファティとバルセロナ育成組織で同じ釜の飯を食った久保建英が、チュクウェゼに代わり、古巣、カンプ・ノウのピッチに立った。  ファティと久保との直接対決はならなかったが、久保は右サイドのMFのポジションで、輝くばかりの活躍を見せる。

 80分には、ペナルティエリア内に侵入し、右サイドからクロスを上げる。GKに弾かれるものの、活発に動く久保が入ったことで、ビジャレアルは明らかに勢いと取り戻した。  81分にはトップ下の位置でボールを受け、ドリブルを開始した久保。世界ナンバーワンともいえるバルセロナの選手を相手に、4人に囲まれ、スペースのないところで、また抜きと見えるパスを通す。  そして、さらにエリア内に侵入して、自分の背後に位置していた右サイドでフリーになっていたマリオ・ガスパールに決定的なワンタッチのパス。これはガスパールがふかしてしまったが、チャンスメイクには成功していた。  84分にもドリブルでエリア内に侵入。タイミングを図って、ゴール正面のマヌ・トリゲロスにピンポイントで奇跡のようパスを通して見せた。

 そして圧巻は89分、右サイドでボールを受けると、ドリブルでエリア内に侵入。ジョルディ・アルバと対峙し、またぎのフェイントを入れたのち、久保が左足で放ったシュートはGKにセーブされたものの、実に見事なコントロールショットだった。  試合は結局、このまま4対0で終了。ビジャレアルはチームとして完敗したものの、後半から出場した久保の活躍ぶりは、誰の目にも明らかだった。  今後のスタメンでの起用を、エメリ監督も考える事になるだろう。

サッカー批評編集部

【関連記事】