ヤクルトひと休み 小川が9回1失点力投も…3番手・田口が決勝打浴び連勝『8』でストップ
(セ・リーグ、中日2x-1ヤクルト=延長十回、9回戦、中日6勝3敗、21日、バンテリンD)セ・リーグ首位のヤクルトは敵地バンテリンドームでサヨナラ負けを喫し、連勝が「8」で止まった。八回に併殺の間に同点とされ、延長十回は2番手・今野が2死満塁で降板。代わった田口が決勝打を浴び、高津監督は継投を反省した。 【写真5枚】球団初!神宮に今夏完成「21年日本一ナイン手形」 「(左投手が)1人しかいないので前の投手を引っ張りたくなる。難しかった」 直近5試合で4度、2桁安打をマークした打線が4安打に封じ込まれ、小休止。それでも小川の安定感が光った。愛知県の南端部、渥美半島の田原市出身。地元で小笠原と投手戦を演じ、9回を1失点と力投した。 「九回まで投げられたことと、最少失点でいけたことは良かった」 許した安打は一回先頭で大島に左前打、八回に木下に右前打された2本。八回は無死一、三塁から代打・溝脇の二ゴロ併殺打の間に1点を取られたが、同点で食い止めた。 高津監督は「すごくいい投球だった。よくあそこまで投げてくれた」と評価。打たれてしまった救援陣は今季奮闘しているだけに「こういうこともあります。また明日、粘り強く頑張るだけです」と責めなかった。(森祥太郎)