大槻ケンヂ 本執筆のきっかけ語る「80年代の雑文にとにかく影響を受けた」
タレントの水道橋博士(62)が8日、東京・杉並区の高円寺パンディットで「水道橋博士のTHE・対談シリーズ 本のことしか語らないで」を開催。ロックミュージシャンの大槻ケンヂ(58)がゲストとして出席した。 昨年から定期開催する博士主催の同イベントは今回、大槻が10月に発売した著書「今のことしか書かないで」に付随して本や映画などをテーマにトークを展開。作家としての一面も持つ大槻は「本って切ない。残る本と残らない本の差がひどすぎる」と本の在り方に言及しつつも「80年代の雑文にとにかく影響を受けた。武者小路実篤みたいには書けないけど『こういうものなら書けんじゃないかな』って思ったのが、僕に筆を執らせるきっかけの1つだった」と回想した。 さらに、多くの著名人らとのエピソードも明かした。博士から「大槻ケンヂって、なんでみんな〝ケンちゃん〟って言わないんだろう」と投げかけられると、大槻は「セルフプロデュースじゃないんだけど…だんだん年を重ねると(名前を)どう呼んだらいいか問題って結構ある。っていう時に、所ジョージさんとかが『所さん』って言い出したんだよね、自分のこと。だからそういうふうにニックネームっぽく呼んでもらったらいいなと思って、自分で〝オーケン〟と名乗った」と自身の呼び名のいきさつを語った。
東スポWEB