誰でもホームランが打てる 打線爆発で声援にも熱 「ユニバーサル野球」を特別支援学校で体験 広島県福山市
中国放送
スタジアムにいるかのような熱戦に沸きました。誰でもプレーできる「ユニバーサル野球」を、広島県福山市にある特別支援学校の子どもたちが体験しました。 【写真を見る】誰でもホームランが打てる 打線爆発で声援にも熱 「ユニバーサル野球」を特別支援学校で体験 広島県福山市 「ユニバーサル野球」とは、障害の有無や年齢を問わず、誰もが楽しめるようにと開発された5メートル四方の巨大な野球盤です。ボールを回転盤に置いた状態で、バットの先に付けた紐を引っ張って打ちます。 福山市の特別支援学校の全校児童・生徒およそ110人が、自前のカープグッズに身を包みました。会場には、子どもたちと一緒にプレーしようとこの人が登場…。 生徒 「天谷さ~ん」 天谷宗一郎さん 「おはようございます」 カープOBの天谷宗一郎さんです。高等部の試合を前に天谷さんによる試打式です。どんなバッティングを見せてくれるのか…。お見事。ホームランでした。 高等部の生徒46人が8つのチームに分かれて試合です。狙いすませて、バットを振っていきます。ホームランやヒットが生まれると… 天谷さん 「ナイスバッティン」 生徒たちも顔をほころばせます。 楽しんでいるのはプレイ中の生徒だけではありません。 生徒「かっとばせ~」 生徒 「みんな良いです。盛り上がっていたし、声援も出ていたし、良かったです」 天谷さん 「形は違えど、自分で打ってホームランを打ったり、打てなくて悔しがったり、その中でチームワークであったり、そういったものが芽生えるので改めて、スポーツの力は素晴らしいな」 会場となった体育館は、マツダスタジアムを彷彿とさせる熱気に包まれました。
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