張本智和 世界一王手!フルゲームの死闘を制して決勝進出【卓球 WTT福岡】
テレ東卓球NEWS
<2024年11月20日(水)~11月24日(日)WTTファイナルズ福岡> 11月23日、男子シングルス準決勝で張本智和(21=智和企画/世界ランク7位)が林詩棟(19=中国/同2位)をゲームカウント4-3で下し、決勝進出を果たした。 2024年後半のWTTをまとめて優勝し、中国の新エースへと近づく林。しかし、彼に3勝1敗と勝ち越しているのが張本だ。アジア選手権決勝に続く連勝を目指した。 いきなりロングサーブを連発し、一気の強襲を仕掛ける林。台上プレーでも先手を取られ、6-11で先制される。 ハーフロングの球でもためらいなく踏み込んで打つ林に押され、2ゲーム目も3-11で奪われる。だが次は果敢にフォアハンドを振った張本が林を振り回し11-8で取り返す。 第4ゲームは1-5とリードされるが、投げ上げサーブから挽回した張本が11-8で獲得し、次も中盤で張本が逆転するが、最後の2本を鮮烈に決めた林に10-12で取られる。 6ゲーム目は張本が前陣をキープして林との攻防を制し、11-5で奪う。 第7ゲームも圧力をかけて林を台から下げ、大歓声を背に攻めきった張本が12-10で奪取し、2年ぶりの決勝進出を決めた。 決勝では世界ランク1位の王楚欽(中国)とヨルジッチ(スロベニア)の勝者と対戦する。 <WTTファイナルズ福岡 男子シングルス準決勝> 張本智和 4-3 林詩棟(中国) 6-11/3-11/11-8/11-8/10-12/11-5/12-10
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