ANAとJAL、10日は北陸中心に大雪影響残る
強い冬型の気圧配置が1月10日ごろにかけて続くため、航空各社では北海道から九州までの広い範囲で欠航が生じている。全日本空輸(ANA/NH)と日本航空(JAL/JL、9201)の大手2社では、9日は国内線181便が欠航。約7080人に影響が出た。10日も、ANAは北陸方面を中心に国内線26便の欠航が決まり、JALも小松空港の発着便が終日欠航となる。 ANAでは、9日は羽田を午前6時25分発の福岡行きNH239便など97便が欠航し、約3710人に影響が及んだ。稚内・札幌・青森・大館能代・秋田・庄内・新潟・能登・富山・小松・山口宇部・福岡・福江・対馬・長崎・佐賀・大分・宮崎を発着する一部便が欠航となった。10日は、福岡午前7時発の羽田行きNH240便など、大館能代・秋田・新潟・能登・富山・小松・福岡・長崎を発着する計26便が欠航し、約860人に影響出る見通し。 JALでは、9日は羽田午前7時40分発の小松行きJL183便など84便が欠航し、約3370人に影響が生じ、出雲・山口宇部・大分の発着便は終日欠航となった。10日は小松発着便が全便欠航となる。 両社とも今後の天候状況により、欠航や遅延、条件付き運航などになる可能性があるとしている。そのほかの航空会社も、最新情報をウェブサイトなどで確認するよう呼びかけている。
Tadayuki YOSHIKAWA