大学生がタヒチアンダンス学ぶ 福島県いわき市で合宿 現役フラガールやフラ女将と交流
大学生などの合宿誘致による交流人口拡大に取り組んでいる福島県いわき地方振興局の「いわきフラ合宿プラン合同体験会」は2日から4日まで、いわき市のスパリゾートハワイアンズなどで開かれている。3日は4大学のフラサークルに所属する学生が現役フラガールからタヒチアンダンスを教わった。 国内フラ発祥の地の強みを生かした初めての試みで、モニターツアーとして企画した。立教、明治学院、東邦、同志社の4大学のフラサークルから12人が参加している。 3日はフラガールサブキャプテンのプアメリア真由さんから、タヒチアンダンスの振り付けを教わった。フラガールOGによるメイク講座を受け、いわき湯本温泉のフラ女将(おかみ)との交流会にも臨んだ。明治学院大の松村彩未(あみ)さん(3年)は「プロのダンサーに教えてもらい、手の使い方などがとても勉強になった。機会があれば、また参加したい」と語った。 合宿合同体験会は19日まで今回を含め3回にわたって開かれ、計12大学・35人が参加する予定。同振興局はこれまで大学自転車部や高校吹奏楽学部の合宿を市内に誘致した実績があり、今回は学生の宿泊費全額と交通費の一部を負担している。