《ブラジル》【記者コラム】「日本語勉強すれば幸せになれる」=多文化論
ぜひ活用してほしいニッパキ紙サイト
このプレ会議を取材しながら、ニッケイ新聞も何かできないか考えさせられた。姉妹紙であるポルトガル語週刊新聞「Jornal Nippak」では、12月から共同通信のポ語記事掲載を始めた。 最新の日本のニュースをポルトガル語で伝えるもので「インターナショナル」カテゴリー(https://www.jnippak.com.br/category/internacional/)内にまとまって入っている。教師の方には、ぜひ毎日このページをチェックしてもらい、自分のSNSなどで拡散してほしい。日本の出来事に関心を持つ事が日本語を勉強しはじめる近道だからだ。 政治や経済の話だけでなく、アニメの話題も積極的に取り上げている。例えば、ブラジルでも人気の高いアニメ「エヴァンゲリオン」の映画新作が1月から日本で公開になる件(https://www.jnippak.com.br/2020/caracteristicas-o-filme-final-de-evangelion-ha-muito-esperado-mostra-a-forca-de-seu-legado-de-25-anos/)、映画「鬼滅の刃」が大ヒットしている件(https://www.jnippak.com.br/2020/o-boom-demon-slayer-continua-no-japao-a-medida-que-o-volume-final-atinge-as-livrarias/)などの速報も掲載している。
そのほか、小惑星探査機「はやぶさ」が宇宙から持ち帰った物質の件(https://www.jnippak.com.br/2020/a-capsula-contem-particulas-negras-possiveis-amostras-de-asteroides-jaxa/)、トヨタの水素自動車の第二世代発売開始の件(https://www.jnippak.com.br/2020/toyota-lanca-segunda-geracao-mirai-carro-eletrico-movido-a-celula-de-combustivel-de-hidrogenio/)など平日、毎日2件ほどアップしている。 日本に興味のあるブラジル人なら読みたくなるニュースではないか。 また同サイト「歴史」カテゴリー(https://www.jnippak.com.br/category/historia/)では、日本文化や歴史の紹介本『Cultura Japonesa』の中から様々なエピソードを掲載している。坂本龍馬(https://www.jnippak.com.br/2020/cultura-japonesa-vol-4-ryoma-sakamoto/)、ドナ・マルガリーダ渡辺(https://www.jnippak.com.br/2020/cultura-japonesa-vol-2-dona-margarida-watanebe/)、「沖縄県民かく戦えり」(https://www.jnippak.com.br/2019/%e3%80%90cultura-japonesa-vol-6%e3%80%91assim-lutou-o-povo-de-okinawa/)など日本の歴史や文化に関する読み物がたくさんある。 ぜひ日本語教育に活用してほしい。両カテゴリーのページには日本語センターサイトへのリンクを張る。これ以外にも何かできないか、さらに検討したい。(深)