上條五大さんが全国2位 ミッドアマチュアゴルフ選手権で快挙
長野県安曇野市の穂高カントリークラブ所属のアマチュアゴルファー・上條五大さん(27)=山形村上竹田=が、25歳以上の男子アマチュアゴルファー日本一を決める大会「日本ミッドアマチュアゴルフ選手権」(日本ゴルフ協会主催)で2位タイに入賞した。同大会に初出場した2年前の38位タイから大きく順位を上げ、自身最高の成績を収めた。プロゴルフメジャー大会の一つで、アマチュア選手権優勝者が出場できる日本オープンゴルフ選手権への参加を目指し「アマチュアゴルファーのトップを目指したい」と語る。 大会は11月13~15日、兵庫県加東市の高室池ゴルフ倶楽部で行われ、上條さんは関東地区のミッドアマチュアゴルフ選手権で上位入賞し出場を決めた。 大会3日目の最終ラウンドには全国から出場した129人中67人が進んだ。優勝争いは大混戦となり、上條さんは首位と1打差で2位タイに入った。グリーンをとらえるショット力が生きたといい「5位以内を目標にしたけれど、2位タイに入れるとは思っていなかった」と入賞を喜ぶ。 今大会の成績で、全年代の男子アマチュアゴルファー日本一を決める来年の日本アマチュアゴルフ選手権への出場権を初めて得た。 ゴルフ好きの父・武彦さん(66)の影響で小学校5年生でゴルフを始めた。ゴルフができる環境を求めて佐久長聖高校、日本体育大学に進学し、いずれもゴルフ部で技術を磨いてきた。現在は松本市の松南病院で事務職として働き、職場のサポートも受けながらほぼ毎日練習に励んでいる。活動を支えるスポンサーも募集中という。 11月27日には山形村役場に本庄利昭村長を表敬し入賞を報告した。
市民タイムス