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「一度でいいから父親に会いたい…」物語の着想は亡き父への愛、『2分の1の魔法』監督の想い

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 ディズニー&ピクサーの最新作『2分の1の魔法』が8月21日に全国公開となる。『モンスターズ・ユニバーシティ』でマイクとサリーが親友になるまでの“友情”を描き世界中を感動の渦に巻き込んだダン・スキャンロン監督の最新作で、本作では1歳の頃に父親を亡くした実体験に基づき“家族の絆”をテーマに描いている。  その背景にはダン監督の<もし一度でいいから父親に会えたら>という思いがあり、父が残したカセットテープから着想を得て物語が作られていった。  ダン監督はそのカセットテープをまるで“魔法”のように思っていたそうで、「僕と兄にとって亡くなった父親の存在はずっと謎だった。でも父親の声が入ったカセットテープがあり、そこには『ハロー』と『グッバイ』という言葉が残されていた。それは僕たち兄弟にとっては“魔法”であり、その経験が物語の出発点になっているんだよ」と明かしている。  ダン監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』の監督を務め成功を収めた後、いくつかオリジナル企画のアイデアを練っていた。本作とは全く違う物語を進めようとしていたそうだが、ピクサーのフィルムメーカーたちと映画のアイデアを話している中で、ダン監督は幼い頃に父親を亡くした経験を話したそうだ。それは実の父親がどんな人なのか謎だったこと、父親の唯一の手掛かりとして声が入ったカセットテープが残されていたことなど、父親への素直な思いを語り、それがフィルムメーカーたちの心に響き、それからダン監督の父親への思いを基にアイデアを膨らませて物語が出来上がっていった。  ダン監督は「この物語は僕のパーソナルな経験を基に描かれている。僕が1歳で兄が3歳の時に父親が亡くなり、僕はつねに父はどんな人だったのか?自分は父に似ているのだろうか?と考えながら育ってきた。父の声が入ったカセットテープを何回も聞いて想像したよ。そして、もし1日だけ父に会えるとしたらどんな経験になるのか?僕と兄は父に会って何を学ぶのか?という考えが浮かび、そこからこのストーリーが生まれていったんだ」と語っている。  そうした大切な人を亡くした経験は誰もが経験することであり、国や文化が違っても誰もが共感できる物語になるとダン監督は考え、父親に会いたいと願う兄弟イアンとバーリーの旅を描くことになった。これまで世界中に数々の感動を届け続けてきたピクサー作品だが、ピクサー史上最も衝撃的な感動の結末が待ち受けている本作に、ますます期待が高まるばかりだろう。  本作は、はるか昔は魔法に満ちていたが、時の流れと科学や技術の進歩と共に忘れ去られ、“魔法が消えかけた”世界が舞台。主人公イアンは生まれる前に亡くなったお父さんに“一度だけでいいから会いたい!”と願う自分に自信のない少年。何をやっても上手くいかず自分に自信を持てないが、実は隠れた魔法の才能を持っている。  一方、兄のバーリーは幼い時にお父さんを亡くし“もう一度だけお父さんに会って伝えたいことがある”弟のイアンとは正反対の陽気な性格のキャラクター。  2人は“お父さんに会いたい”という願いを叶えるため、父を完全(全部)に蘇らせる魔法を探す旅に出るが、24 時間以内に魔法を完成させないと二度と会えなくなってしまう…。家族の絆を描く本作に、衝撃的な感動の結末が待ち受けている。『リメンバー・ミー』で感動の嵐を巻き起こし、昨夏『トイ・ストーリー4』で100億円を超える大ヒットを記録したディズニー&ピクサーが贈る感動のファンタジーアドベンチャー『2分の1の魔法』は8月21日(金)より全国公開。

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