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4点差以上をキープせよ…勝ち方問われた試合で連投中の“勝利の方程式”を温存 ミッション達成で4連勝へ

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中日スポーツ

渋谷真コラム・龍の背に乗って

◇21日 中日9―3阪神(ナゴヤドーム) 5回に打線がつながって、6点差としたところで「勝つこと」だけでなく「勝ち方」が求められる試合になった。それは「4点差以上をキープせよ」。ミッションの意図は、与田監督の談話が教えてくれる。 【写真】4安打2打点・平田の適時二塁打  「福と祖父江とマルティネスに3連投させなくて済んだ。そういう展開になったので、打線に感謝ですね」

 阪神に連勝。勝利の方程式を担う3人は、そろって連投していた。福が2球と22球。祖父江が11球ずつ。R・マルティネスが29球と13球。全員を温存できたのは打線の奮起のおかげだが、バトンをしっかり渡した3人の投手の存在も、忘れてはいけない。  6回1死で先発の勝野から又吉へ継投。失った2点を7回に取り返した。7回まで又吉をまたがせ、8回はゴンサレス、9回は木下雄。ホールドもセーブもつかなかったが、彼らは1安打、2四死球で11のアウトを積み上げ、ミッションをやり遂げた。

 巨人とは14ゲーム差の4位。CSもないシーズンで、何を目指すのかと問われれば答えに窮する。「何があっても最後まで全力を尽くす」が正解なのだとしても、勝利の方程式をどんな試合でも使うわけにはいかない。そこには「条件」を設定しておくべきだ。3点差以内は当たり前。同点も頼む。大事なのはそこから先だ。1点ビハインドと4点リード。どちらもとなれば、誰かがつぶれる。ベンチが全員で戦うと腹をくくる。人は明確に役割を与えられれば、責任感が芽生えるものだ。「頼んだぞ」「ここはオレの出番だ」。セーブやホールドもモチベーションは上がるが、頼られてこそ人は輝く。  与田監督は「明日は大野が一人で投げきってくれると思います」と言った。もちろん願望でありリップサービス。ただ、エースが投げれば勝利は計算する。福、祖父江、ライデルはスタンバイ。この日の「勝ち方」が、4連勝に生きてくる。

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