成田空港、新型コロナ対策で国際認証 ACIから日本初取得
成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)は1月27日、講じている新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大防止策について、ACI(国際空港評議会)から国際認証「Airport Health Accreditation(AHA)プログラム」を取得したと発表した。これまでに世界で200以上の空港が取得しており、日本では成田空港が初取得となる。 AHAプログラムはIATA(国際航空運送協会)が策定したガイドラインを踏まえ、ACIが、旅客ターミナル内の清掃・消毒の実施、各エリアでのソーシャル・ディスタンシング(対人距離)の確保、利用客や空港従業員のマスク着用、非接触化への取り組みなど122項目を評価する。 成田空港は、利用客や従業員の感染予防対策や換気の強化のほか、自動チェックイン機や自動手荷物預け機など、セルフサービス型の搭乗手続きを拡充することで接触機会の軽減などが評価された。
Yusuke KOHASE