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境一家殺傷1年 犯人は黒の長袖長ズボン 県警、懸賞金100万円

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茨城新聞クロスアイ

境町若林の住宅で会社員、小林光則さん=当時(48)=と妻でパート従業員の美和さん=当時(50)=が殺害され、子ども2人が重軽傷を負った一家殺傷事件は、今月23日で発生から1年を迎える。県警は18日、重軽傷を負った子どもの証言で、犯人が黒い長袖長ズボン姿だったという情報を公開した。さらに、有力な情報提供者に手渡す懸賞金100万円を設けることを決め、捜査への協力を改めて求めた。 県警によると、犯人は2階の光則さんと美和さんがいた寝室で2人を襲った後、同じ階の子ども部屋にいた長男(14)の手と足を切りつけて重傷を負わせ、次女(12)に催涙スプレーのようなものを吹きかけて両手に軽傷を負わせた。 犯行の際、犯人は部屋の電気をつけたとみられ、長男と次女が犯人を目にした。中肉の黒っぽい長袖と長ズボン姿で、黒っぽいマスクのようなものと帽子を着け、目だけ見える状態だったという。 このほか、県警は住宅の母屋につながる北側の小道で、血痕が付いたスリッパが見つかっていたことも明らかにした。家族の証言から、小林さん宅のものと確認された。捜査関係者によると、血痕は被害者のものである可能性が高く、犯人は小道を通って逃げたとみられる。 懸賞金は、境地区防犯協会や警察OB、住民有志が出資。情報提供者に内容に応じて100万円を上限に支払う。期間は今月23日から3年間。 事件は昨年9月23日午前0時38分ごろ、美和さんからの「助けて」という110番通報で発覚。光則さん、美和さんは包丁のような刃物による刺し傷が複数あり、失血死していた。長男と次女は重軽傷を負い、1階にいた長女(22)にけがはなかった。 遺体の状況から強い殺意があったとみられ、室内に物色した形跡がないことなどから、県警は恨みによる犯行の可能性を視野に入れる。ただ、家族に関する目立ったトラブルはなく、物取りの可能性も残している。 捜査本部への情報提供はフリーダイヤル(0120)007285。

茨城新聞社

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