4連敗中の京都ハンナリーズ、リバウンドを徹底して琉球ゴールデンキングスを破りたい
■京都ハンナリーズvs 琉球ゴールデンキングス(@ハンナリーズアリーナ) 第1戦:1月23日15時5分 第2戦:1月24日14時5分 琉球がシモンズと契約締結…1月4日に川崎と契約解除 連敗ストップと2021年の初勝利を目指して西地区8位・京都ハンナリーズがホームで、同2位の琉球ゴールデンキングスを迎え撃つ。 4連敗中の京都はもう一度、ディフェンスを立て直したいところ。昨年12月のバイウィーク明けに失点を抑え、成長の兆しを感じさせたが、直近4戦は再び逆戻りの印象だ。特に前節の新潟アルビレックスBB戦ではリバウンドからチャンスを与えてしまい、第2戦ではリードして第4クォーターを迎えたが、ミスも絡んで32失点を喫した。ただ208センチのパワーフォワード、ジャスティン・ハーパーが怪我から復帰を遂げており、彼をチームへフィットさせ、浮上のきっかけにしたい。 一方、琉球は年末年始に東地区の千葉ジェッツ、川崎ブレイブサンダースと対戦して2勝2敗。粘り強いディフェンスを40分間続け、攻撃ではチームで3ポイントシュートを数多く生み出し、上々の試合運びを見せた。しかし、1月13日の天皇杯3次ラウンドではシーホース三河に敗戦。オフェンスリバウンドを許し、リーグ戦の過去4戦と比べてアシストや3ポイントシュート試投数が減るなど、チームで攻撃をクリエイトする場面が少なかった。ここはしっかりと切り替えたい。 今節、京都はまずリバウンドを徹底できるか。琉球はリーグナンバーワンのリバウンダーであるジャック・クーリーを中心に、日本人選手も球際に強い。この攻防で互角に渡りあうことが白星に近づく第一歩。対する琉球はドライブやパスを織り交ぜ、全員でオフェンスを構築していきたい。京都はディフェンスにほころびの出る場面が散見されるだけに、見逃さずに突けば試合を有利に進めていけるだろう。 文=大橋裕之 ■ロスター ・京都(ヘッドコーチ:小川伸也) 寺嶋良 會田圭佑 大庭岳輝 久保田義章 松井啓十郎 満田丈太郎 レイヴォンテ・ライス 石谷聡 細川一輝 ジャスティン・ハーパー 内海慎吾 永吉佑也 デイヴィッド・サイモン ・琉球(ヘッドコーチ:藤田弘輝) 石崎巧 船生誠也 並里成 ナナーダニエル弾 ドウェイン・エバンス 岸本隆一 セドリック・シモンズ 田代直希 今村佳太 満原優樹 小野寺祥太 キム・ティリ ※インジュアリーリスト ジャック・クーリー 牧隼利
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