ベイスターズ日本一経済効果は124億円 百貨店などセールで70億円超 パレードでも30億円見込む
帝国データバンク横浜支店は28日、プロ野球横浜DeNAベイスターズの日本シリーズ制覇による横浜市内の経済効果が、124億6100万円に上るという試算を公表した。 市内の経済効果を、4項目に分類した直接的な消費支出額の総額で試算。最も高い金額は、市内百貨店などの「優勝記念セール」に関わる支出額71億2200万円で、6割近くを占めた。30日に開催される「優勝パレード」については、来場者数を30万人と想定し、チケット代や飲食費等を含み、32億1500万円の効果を見込む。また、日本シリーズ期間中の「横浜スタジアム来場者」のチケット代や宿泊費等で16億900万円、球団による日本一記念グッズなどの物販「祝賀イベント等」の支出額は5億1500万円と続く。 横浜DeNAの日本一は1998年以来、26年ぶり。帝国データバンクは「優勝パレードの距離が前回よりも短いため、来場者数は固く見ている」と話し、大きなプラス効果を与えるとみている。
神奈川新聞社