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<つなぐ・北陸の聖火ランナーたち>珠洲・旅館経営 楠智裕さん(40) 「町を元気にしたい」 重み受け止め走る /石川

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東京2020報道特集 オリンピック聖火リレー

 珠洲市狼煙(のろし)町の旅館経営、楠智裕さん(40)は、1998年の長野冬季五輪のサポートランナーを務めて以来、22年ぶりの五輪イベントへの参加となる。「多くの地元の人に聖火を見てもらい、町が元気になってほしい」と期待を込める。【阿部弘賢】  七尾工高(当時)3年生の時に聖火ランナーを伴走するサポートランナーに選ばれた。陸上部に所属し、県代表として陸上の中距離種目で前年の国体にも出場していた。  98年1月20日、雪の舞う金沢市内で聖火ランナーや数人のサポートランナーと聖火をつないだ。沿道に詰めかけた大勢の人たちが小旗を振りながら自分たちに向かって歓声を上げてくれた姿は今も脳裏に焼き付いている。「当時はそれほどの大役だとは感じていなかったが、今から振り返ると、すごいことをさせてもらったんだなと思う」  2019年、東京五輪の観戦チケットの抽選に外れ、「五輪には直接関われないかもしれないな」と諦めかけていた時、聖火リレーのルートが自宅付近であることを知り迷わず応募した。  今も日々のランニングを欠かさず、市民ランナーとしてフルマラソンなどの大会にも積極的に参加する楠さん。「自分が走っている時、聖火は世界でここにしかない。その重みをしっかり受け止めながら走りきりたい」と力を込めた。

毎日新聞

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