ブランド米“南魚沼産コシヒカリ”頂点は? 食味コンテスト開催《新潟》
TeNYテレビ新潟
全国屈指のブランド米「南魚沼産コシヒカリ」のナンバー1を決める審査会が開かれました。 スーツに身を包んだスタイリッシュな男性たち。全員コメ農家です。 開かれたのは「南魚沼産コシヒカリ食味コンテスト」で、応募があった64点のなかから1次・2次審査を通過した5人のコメの最終審査が行われました。 〈事務局〉 「1番外観、2番香り、3番うま味、4番粘り硬さ、計4項目について審査をしていただきます」 事前審査で粒のそろい具合や機械で測った味の数値で一定の評価を得た5人のコメ。 最終審査ではお米マイスターなどの審査員が実際に食べ比べて最優秀賞を決めます。 誰が最優秀賞に選ばれるのか… 気になるライバルたちのコメ… 5人の生産者も味見すると… 〈でんべえ 片山秀斗さん〉 「噛んでいてどうなっていくかとか意外と違うんだなと思ってびっくりするくらい違う感じがしました」 Q)自分のがどれか分かりますか? 〈桑原農産 桑原真吾さん〉 「2個これかなというのは一応これであってほしいっていうのが…」 モチモチな食感と上品なあまさが特徴だという南魚沼産コシヒカリ。 最終審査に残ったコメは味はどれも一級品で、審査員によると口に入れたときの粒感などわずかな違いで差を出したということです。 そして… 〈実行委員長〉 「最優秀賞は株式会社関農園様」 最優秀賞に選ばれたのは関農園・関智晴さんのコメでした。 〈関農園 関智晴さん〉 「何回も食べたくなる味なんですよね。だから南魚沼のコシヒカリがずっと愛されていると思うので、いろんな品種に負けないようなコシヒカリっていう最も王道な品種。その座を守っていけるようなコメづくりをしていけたらいいなと思います」 審査会はこれで4回目で、主催したJAみなみ魚沼は「切磋琢磨することで産地全体での食味の向上につなげていきたい」と意気込んでいます。