<夢の舞台へ’21センバツ八戸西>選手紹介/5 /青森
◇チーム一の俊足 高間舘好誠選手(2年) チーム一の俊足で元々は外野手だったが、1年の時に投手にコンバートした。昨年の秋季県大会決勝では六回に登板。3イニングを2失点にまとめ、相手打線の勢いを止めた。 投手を担うにあたり、オーバースローからサイドスローに変えた。最初はフォームが安定しなかったが、努力を重ねた結果、かつてよりも変化球に磨きがかかった。 「変化球を多めに使ってリズムよく打ち取っていきたい」。初戦に向け闘志を燃やす。 ◇好機に1本期待 津嶋優吉選手(2年) 1年時から試合に出場。好機の1本に期待がかかる。外ケ浜町出身で、地元の八戸出身の選手が多い中、メンバー唯一の下宿生だ。 八戸西に進学したのは野球部の練習を見学したことが決め手だった。活気があり魅力を感じた。入部して最初の3カ月は監督と一緒の下宿先で生活し、部活の練習後も打撃などの指導を受けた。 打撃には自信がある。甲子園では「チャンスどころで確実に長打を狙っていきたい」と力を込めた。 ◇強肩強打持ち味 大釜温斗選手(2年) 強肩、強打が持ち味の捕手。昨年の秋季県大会準々決勝では素早い送球で二塁走者を2回アウトにした。 小学生のころに野球教室で中村渉コーチから指導を受けたことがきっかけで八戸西への進学を決めた。高校入学以来、バットの振り込みは欠かさない。初めはバットに振られている感覚があったが、今では自然にバットを振れるようになった。 「自分の肩でチームを盛り上げていきたい」。夢舞台でのプレーを心待ちにしている。