W杯もうすぐ開幕 ブラジルの犯罪発生状況は?
<ホテル>
●荷物からは目を離さない チェックインやチェックアウトなど、ふと目を離した隙に置き引きの被害に遭ってしまうケースが少なくない。 ●貴重品はセーフティボックスに入れる 外出から戻ってきたらなくなっていてトラブルになることが多いので、部屋だからと安心して置きっぱなしにしない。
<交通機関>
●タクシーは正規のタクシーを使う 流しのタクシーや営業用の赤ナンバープレートをつけていない非正規タクシーは、犯罪に巻き込まれる可能性が高いので避ける。正規のタクシーはホテルなどに待機している。 ●鉄道は利用しない 現地の地理や事情を知っている旅行代理店の人ですらほとんど使わない。案内やアナウンスがほとんどないため、現地の人以外にはハードルが高すぎる。 ●ホテルからスタジアムまでの移動はバスで 大きな大会が行われる場合、一般車両(タクシー含む)が通行止めになるケースがある。旅行代理店が手配したバスやFIFA公認代理店のMATCH社のバスを利用しよう。
<食事>
街中の食堂はリーズナブルだが衛生面に不安があり、体調を崩してしまうケースも。ツーリスト向けやホテルの中のレストランに入る方がより安全。
最後に清水さんはこうアドバイスします。「物事を安く済ませようとして、トラブルに巻き込まれてしまっては元も子もありません。安全をお金で買うという意味で、多少割高でもリスクを回避できるサービスを使うようにしましょう。今大会に限らず、日々観光でブラジルを訪れる人は大勢います。スリなどの被害報告はよくありますが、きちんと周囲に注意・警戒しながら世紀イベントを楽しんでいただければ」。 渡航前に、外務省などのサイトで現地情報をきちんと確認。「自分は大丈夫」と過信せず、入念な準備と慎重な行動で世紀の大イベントを楽しんできてください!>現地ツアー組のみなさま (南澤悠佳/ノオト)