ロッテ、2年連続のCS決定 佐々木朗希が「完全」以来の完投勝利で自身初の2桁10勝…MLB10球団の関係者の前で快投
◇1日 楽天1―5ロッテ(楽天モバイルパーク宮城) ロッテの佐々木朗希投手が今季レギュラーシーズン最終登板で、完全試合を達成した2022年4月10日のオリックス戦(ZOZOマリン)以来2年ぶりの完投勝利。9イニングを5安打1失点、10奪三振でプロ5年目で自身初の2桁10勝(5敗)を達成し、チームを2年連続のクライマックスシリーズ(CS)に導いた。 佐々木は1回2死走者なしから辰己、浅村の連打で一、三塁とされ、続く安田に投げた2球目のフォークが暴投となり1失点。さらに4球目のフォークも暴投となり2死三塁とピンチを広げたが、安田を154キロの直球で空振り三振に仕留めて追加点を許さなかった。 打線は5回2死一、二塁から友杉が放った遊撃後方への飛球を村林が落球して2点を奪い逆転。さらに岡の左中間適時二塁打でこの回3点を挙げた。 この日はドジャース、ヤンキースなど大リーグ10球団の関係者が視察。中でもドジャースはブランドン・ゴームズGM、アンドリュー・フリードマン編成本部長らが仙台まで足を運ぶ熱の入れようだった。 チームをCSに導くためにも、将来的な大リーグ挑戦を表明している佐々木にとっても大事な一戦。9回には1死一、三塁から中村奨のスクイズと藤原の適時三塁打で2点を加え、ダメを押した。
中日スポーツ