西日本初 広島市に「白線の幅を広げた横断歩道」 目の不自由な人による体験会 維持費抑える狙いも
中国放送
白線の間隔を広げた横断歩道が西日本で初めて広島市南区に設置され、その体験会が行われました。 【写真を見る】西日本初 広島市に「白線の幅を広げた横断歩道」 目の不自由な人による体験会 維持費抑える狙いも この横断歩道が設置されたのは、JR広島駅の西側にある交差点です。 以前の横断歩道と比べると白線の間隔が広いのが分かります。この横断歩道を目の不自由な人たちが実際に渡って、体験しました。 広島市視覚障害者福祉協会 中神誠 会長 「弱視に人は見え方に寄ったら白い所を頼りにしてる人もいるので慣れるまで難しいかなと思います。」 ■白線の幅はどのくらい変わったのか?! 横断歩道の白線の間隔はこれまで45センチから50センチと決められていましたが、7月の法改正により90センチまで広げることが可能になりました。白線の間隔を広げることで、本数を減らし、横断歩道の維持費を安くする狙いがあります。 交通部交通規制課 三宅新治 警部 「視覚障碍者の方に実際に横断していただいたことによって今後の整備参考になったなと思います」 県警は今後、こうした音の出る信号機などがある交差点で、白線の間隔を広げた横断歩道を整備していくということです。
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