iPhone 12 Pro/Pro Max発表。5G対応・広角カメラは7枚レンズ・Maxはセンサーシフト式手ぶれ補正
10月14日のオンラインイベント「Apple Event」にて、アップルが2020年フラッグシップの新型iPhone4機種を発表しました。そのうちハイエンドモデルに位置づけられるのがiPhone 11 Pro/Pro Maxです。 いずれも最新SoCのA14 Bionicと、iPad Pro(2020)に搭載されたLiDARスキャナ(3Dセンサー)を搭載し、iPhone史上初の5G対応。さらに高出力のワイヤレス充電とiPhoneにアクセサリーを簡単に取り付けられるMagSafeが導入されています。
背面にはiPhone 11 Proシリーズから引き続きトリプルカメラを搭載。それぞれ標準、望遠、そして超広角で、どれも12メガピクセルという仕様となっています。 そしてiPhone 12 Proと前年モデルとの顕著な違いは、広角カメラが7枚構成のレンズということ。これにより27%多く光を取り込めるとのことです。望遠カメラは52mm焦点距離で4倍の光学ズームにより高品質の光学像を実現します。
より大きなiPhone 12 Pro Maxでは焦点距離を52mmから65mmに伸ばすことで、被写体をより大きく捉えた典型的なポートレートの構図が可能になったとうたわれています。光学ズームはProを超えた5倍にも進化したとのことです。 iPhone 12 Pro Maxならではの新要素としては、イメージセンサーの大型化とセンサーシフト式による手ぶれ補正機能を搭載。これまでの「レンズそのものを動かす」光学式と違い「センサー側を動かす」新方式は毎秒5000回もの微調整(前年モデルの5倍とのこと)映画レベルのブレのない映像を提供できるとされています。 iPhone 12 Proの画面サイズは6.1インチで、iPhone 12 Pro MaxはiPhone史上最大の6.7インチ。そしてスーパーRetina XDRディスプレイと、破損を防ぐ耐久性のあるセラミックシールドを備えています。 両モデルともカラーはグラファイト、シルバー、ゴールド、パシフィックブルーという4色。iPhone 12 Proの予約開始は10月16日、発売は23日から。かたやiPhone 12 Pro Maxの予約開始は11月6日、発売は同月13日から。ただし、これらは全て北米の現地時間であり、日本国内での正確な日にちが分かりしだいお伝えします。
Kiyoshi Tane