レーティング:チェルシー 0-0 マンチェスター・ユナイテッド《プレミアリーグ》
プレミアリーグ第26節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが2月28日にスタンフォード・ブリッジで行われ、0-0のドローに終わった。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。 ▽チェルシー採点 【動画】【サイドバックが決める!】チェルシーの鮮やかな連携からアロンソが押し込む! GK 16 メンディ 6.0 マクトミネイの際どいシュートを身体を張ってセーブするなど、相手の枠内シュートをきっちりセーブした DF 28 アスピリクエタ 6.5 幾度か良いインターセプトを見せ、対人守備でも抜群の安定感。まさにソリッドというパフォーマンス 4 A・クリステンセン 7.0 アトレティコ戦に続き集中したプレーを90分間継続し、ユナイテッド攻撃陣を封殺した 2 リュディガー 6.5 守備面では引いた状態での繊細な対応、高い位置まで飛び出しての出足鋭い潰しと守備面で抜群の存在感。カオスを生む意表を突いた攻め上がりも相手をかく乱する一因に MF 20 ハドソン=オドイ 5.5 微妙なハンドはVARでノーファウルに。幾度か際どいクロスを供給し、守備でもハードワークを怠らず。ただ、筋肉系のトラブルか、前半のみの出場に (→リース・ジェームズ 5.5) 幾度か惜しい場面に顔を出した。守備でも無難にまとめていた 7 カンテ 6.5 相手のキーマンであるブルーノ・フェルナンデスを徹底監視。さらに、浮いた相手のアタッカーを要所で封じる八面六臂の守備を見せた 22 ツィエク 5.0 相手の強度の高いプレスに対してボールロストが目立った。さらに、後半序盤の決定機は決め切りたかった (→ヴェルナー 5.0) 幾度かフィニッシュに絡んだが怖さがない 19 マウント 6.0 疲労の影響かラストプレーの精度やマクトミネイとのマッチアップで苦戦も、攻守両面での仕事量は相変わらず多かった 17 コバチッチ 6.5 決定的な仕事はできなかったが、見事なドリブルやターンで相手のプレスを鮮やかに回避。守備の強度も高かった 21 チルウェル 6.0 後半序盤の最大の決定機を演出。それ以外の場面では攻守に堅実な仕事を見せた FW 18 ジルー 5.0 前線で身体を張ったが、良い形でなかなかボールを受けられなかった (→プリシッチ 5.0) 局面打開が期待されたが、相手の守備を上回るプレーを見せられず 監督 トゥヘル 5.5 守備は相変わらずソリッドだったが、ユナイテッドの集中した守備を前に攻撃面で課題を残した ▽マンチェスター・ユナイテッド採点 GK 1 デ・ヘア 6.5 ツィエクの決定機をビッグセーブで阻止。それ以外も相手の枠内シュートを危なげなく止め続けた DF 29 ワン=ビサカ 6.0 マイボール時に相手に狙われて苦しんだが、肝心の守備ではいつも通りの安定感だった 2 リンデロフ 6.5 味方がうまく限定した相手の攻撃を冷静な対応で抑え込んだ。際どいクリアなど無理の利く対応も光った 5 マグワイア 6.5 攻守両面で安定したパフォーマンス。守備ではうまく味方を使いながらリスクを管理。ジルー相手に強さも見せた 23 ショー 6.5 リース・ジェームズの決定機を好ブロックで阻止。安定した守備に加えて、後半には絶妙な飛び出しから決定機にも絡んだ MF 21 ダニエル・ジェームズ 6.0 攻撃面ではなかなか良さを出せなかったが、機動力と献身性を武器に守備のタスクをきっちりこなした。 39 マクトミネイ 6.0 守備面で中盤に強度をもたらし、惜しいシュートも放った。ただ、コンディションが万全ではなかったか、好調時に比べて抑えめのプレーに 18 ブルーノ・フェルナンデス 5.5 守備やボールを引き出すハードワークは見せたが、カンテらの徹底監視に遭い、決定的な仕事はできなかった 17 フレッジ 6.0 中盤のダイナモとして攻守に奮闘。惜しいシュートも放ったが、相手の堅守を上回る一工夫がほしかった 10 ラッシュフォード 5.0 前半に直接FKで見せ場があったが、以降はアスピリクエタらにうまく抑え込まれた FW 11 グリーンウッド 5.5 最前線での起用でまずまず機能。課題の守備でも交代するまでハードワークをこなした (→マルシャル 5.0) 攻守両面で物足りない出来に 監督 スールシャール5.5 敵地で最低限の勝ち点1を持ち帰ったが、負傷者の影響もあって攻撃面でパワーを出し切れず ★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ! クリステンセン(チェルシー) チアゴ・シウバの代役として見劣りしない攻守両面での存在感を発揮。相手のプレッシャーに晒された中で的確にボールを捌き、守備の局面でも対人、カバーリング共に安定していた。 チェルシー 0-0 マンチェスター・ユナイテッド
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