3歳児の呼吸困難に警察が“全力疾走”…韓国・サイレン鳴らして病院へ、無事回復
【11月29日 KOREA WAVE】韓国で突発性発疹によって高熱と呼吸困難を訴え、意識がもうろうとした3歳の子どもが警察官の迅速な対応で命を救われた。 事件が発生したのは先月13日午後。京畿道水原市(キョンギド・スウォンシ)にある西部警察署の派出所に、子どもを抱えた若い夫婦が「子どもが呼吸をしていない」と駆け込んだ。 夫婦は結婚式に向かう途中の車内で子どもの異変に気づき、救急車を呼ぶ余裕もなく最寄りの派出所に駆け込んだという。 当時、勤務していた警察官2人は警察車両に母親と子どもを乗せて近くの病院に急行。サイレンを鳴らしながら誘導し、通常10分かかる道のりをわずか3分で到着した。 病院で処置を受けた子どもは無事に回復。夫婦は後日派出所を訪れ、「警察の迅速で安全な対応に深く感謝する」と述べた。 対応した警察官は「緊急事態に備えて近くの医療施設を常に把握していることで迅速に動けた」と語った。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
KOREA WAVE