「免停は警察が勝手にやった」、86歳男を無免許で逮捕 容疑で兵庫県警 「認知機能検査」受けず
運転免許の停止中にバイクを運転したとして兵庫県警垂水署は14日、無免許運転の疑いで、神戸市垂水区に住む無職の男(86)を逮捕した。同署によると、調べに「免許停止の処分は警察が勝手にやったこと。裁判で処分の取り消し求めているので無免許運転ではない」などと話し、容疑を否認しているという。 【写真】阪神電車内にカミソリの刃置いた疑い 87歳男を逮捕 逮捕容疑は13日午前11時35分ごろ、自宅前の道路で無免許でバイクを運転した疑い。 同署によると、男は75歳以上のドライバーが免許更新や信号無視などの交通違反があった際に義務付けられている「認知機能検査」を受けなかったため、10月16日に免許の停止処分を受けていた。 処分に納得がいかなかった男は、免許停止の取り消しを求める訴訟を起こしたという。署員が警戒していたところ、バイクに乗る姿を確認したという。