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仏では「燃え尽き」症候群の拡大が懸念 ヨーロッパ、感染拡大「第二波」の実態

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日本テレビ系(NNN)

日本では10月から入国制限が一部緩和され、海外との往来が増えてきています。そんな中、ヨーロッパでは感染が急拡大しています。何が起きているのでしょうか。

ヨーロッパで第二波 15日には過去最多13万人

感染の再拡大は、特にヨーロッパで急速に広がっています。 ヨーロッパの新規感染者をみると、春頃に最初の山が来て、一旦落ち着きましたが、9月あたりから 再び増え始め、「第二波」になっています。15日では過去最多になりました。

1日の新規感染者3万人の仏 2度目の非常事態宣言

こうした状況を受けて、各国は再び規制を強化し始めています。 特に深刻なのがフランスです。 15日には1日の新規感染者が3万人を超え、過去最多を更新しました。ちなみに日本の全国の感染者は15日、1日で708人でした。ただフランスの人口は日本のおよそ半分なので、比べるとフランスがどれだけ多いかがわかります。 こうした状況を受けて、フランス政府は2度目の非常事態を宣言しました。生活が再び制限されることになります。 たとえば、これまでパリにあるカフェでは、夜中までお酒を飲みながら談笑する人々の姿が見られました。しかし、パリ首都圏などでは今週末から少なくとも4週間、午後9時から午前6時まで外出が禁止されることになりました。 街の人はこう話します。 男性「『家を出て、働き、寝る』の繰り返し。これは自由の危機だ」 女性「外出できないなら、家で集まります。そうしないと(冬眠する)リスのよう」 仕事や急病などの理由以外で夜間外出禁止の違反を繰り返すなど、悪質な場合は、日本円で最大で約46万円の罰金と禁固刑が科されます。

医療現場は疲労困憊 燃え尽き症候群の拡大懸念

こうした中、フランスでは医療現場でも深刻な状況になっています。今週、医療従事者が労働環境の改善を求めるデモ行進を行いました。さらに看護師約6万人を対象とした調査では「疲労困憊している」との回答が半数以上になりました。 「燃え尽き症候群」の拡大が懸念されています。

英 「屋内で同居する家族以外と会う事」が禁止へ

イギリスでも再び規制が始まります。イギリスも10月4日、1日で過去最多の2万人を超えるなど感染者が急増しています。 ロンドンでは警戒レベルが3段階中一番低かったのが、17日以降、一段階上がります。 これまでは飲食店を午後10時閉店としていましたが、これに加えて新たに「屋内で同居する家族以外と会うこと」が禁止されます。

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