【NHKマイルカップ】福永「最後は伸びあぐねていた」レース後ジョッキーコメント
8日、東京競馬場で行われたG1・NHKマイルカップは、4番人気のダノンスコーピオンが直線馬場の真ん中から抜け出して快勝。外から差し脚を伸ばしたマテンロウオリオンをクビ差凌いだ。1番人気のセリフォスが敗れ、今年の平地G1では1番人気馬が7連敗となっている。 【写真】NHKマイルカップ NHKマイルカップ、レース後ジョッキーコメント 1着 ダノンスコーピオン 川田将雅騎手 「沢山のお客さんの前で久しぶりにこういう気持ちいい時間を過ごさせていただきました。差は僅かでしたし、外の勢いもとても良かったですし、何とか凌いでくれと思いながらのゴールだったので、ゴールに入ってから勝った感触はありましたけど、改めてターフビジョンを見てこの馬が映っていたので勝ったことを確信しました。返し馬がとても具合が良かったですし、今までで一番具合良くレースを迎えることが出来たと思いますし、自信を持って競馬に向かって、流れの中で対応しようというところでした。とてもリズム良くバランス良く走れていたので、問題なく道中を走ってくれていたと思います。共同通信杯があまりにも苦しい状態で競馬を使わざるおえなくなっていましたし、その後立て直して前回ある程度の状態で競馬を終えることが出来て、それが良い刺激となり今回更に良い状態で、期間は短かったですけどより良い状態でここに向かってくれているのを返し馬も道中も感じることが出来ていました。元々ポテンシャルの高い馬なので、このNHKマイルカップを目標にというのがデビューした時からの思いでしたし、そこをきっちりと勝ちきることが出来て本当にホッとしています。僕はほんとこれだけ素晴らしい馬に乗せていただいてますので、まずはそれが一番有り難く思いますが、何よりこの馬自身がG1馬になれたということがとてもホッとしています」 2着 マテンロウオリオン 昆貢調教師 「突き抜けるかと思える脚でしたが前に1頭いましたね。まだまだ成長の余地は残しています」 3着 カワキタレブリー 菅原明良騎手 「ゲートを出なかったので、焦らずにスムーズな競馬をしようと思いました。良い脚を使ってくれましたし、頑張ってくれた」 4着 セリフォス 福永祐一騎手 「スタートが思いのほか良く、良くポジションにつけられました。芝は外か最内が良かったので最内を狙いましたが、最後は周りに馬がいなくて伸びあぐねていました」