浦和スコルジャ監督「非常にポジティブな印象」 興梠慎三、本間至恩ら出番少ない選手を多く起用
◆明治安田J1リーグ▽第37節 福岡1―0浦和(30日・ベススタ) 浦和がアウェーで福岡に0―1で敗れた。前半40分に自陣のパス回しを奪われた流れから福岡MF紺野和也に先制点を奪われ、攻撃陣は無得点に終わった。 中盤はMF渡辺凌磨がボランチ、MF小泉佳穂がトップ下、MF原口元気が左サイドハーフに入る新たな組み合わせで臨んだ。マチェイ・スコルジャ監督は「中盤の、特に中で新たな形を試した中で非常にいい場面がたくさん生まれた。ただ、ビルドアップでミスがあったので、それが失点につながってしまった」と振り返った。 この日はGK牲川歩見、MF前田直輝、FWチアゴサンタナらが先発し、FW興梠慎三、MF本間至恩、武田英寿らが途中出場。久しぶりにピッチに立った選手も多かったが、指揮官は「非常にポジティブな印象がある」と語った。 リーグ戦は暫定12位に後退。12月8日・新潟戦(埼玉)の1試合を残すのみとなった。スコルジャ監督は「ホームで最終節を迎えるが、できるだけいい準備をして勝利を収めたい」と意気込んだ。
報知新聞社