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【俺のチェックポイント】マリリン京都の内回りは歓迎

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サンケイスポーツ

 好評のGI連載『俺のチェックポイント』。秋華賞の4日目は東京の柴田章利記者が、3冠阻止の最大の刺客となる関東馬としてウインマリリンに注目した。オークスではデアリングタクトと半馬身差の2着。直線が短く、小回りの京都内回り2000メートルなら逆転があるか。その『コース適性』をチェックした。  ◇  もしデアリングタクトが負けるとしたら、どの馬が負かすのか。過去に牝馬3冠に挑んで秋華賞(またはエリザベス女王杯)で敗れた馬は4頭いるが、その3冠を阻止した4頭のうち、3頭は関東馬だった。今回も立ちふさがるのは関東馬。最有力候補は、オークス2着のウインマリリンだ。  「1頭強い馬(デアリングタクト)がいるのは確か。でも、それに一番近い存在、一番着差のない競馬(オークスの半馬身差)をしたのがウインマリリンだからね。最大限の能力を発揮できればやれないことはない」  そのコメントから、手塚調教師がライバル心をフツフツと煮えたぎらせているのがはっきり伝わってくる。オークスでは、外枠(16)番から1コーナーすぎにはインへもぐりこませる横山典騎手の好騎乗があった。直線で進路が狭くなる不利をはねのけたデアリングは強かったが、もし東京の長い直線じゃなかったら届いていたかどうか。今回は京都の“内回り”2000メートル。ささいな仕掛けの遅れが致命的になる。だが立ち回りが上手なマリリンにとってこのコースは、むしろ歓迎だ。  エスコートするのは横山武騎手。騎乗停止でオークスは父に乗り替わったが、この馬の主戦は彼にほかならない。京都は騎乗経験が1度。無論、芝内回り2000メートルは初めてだが「特別に難しいというイメージはありません」ときっぱり。「マリリンは初戦のときから乗りやすい馬だし、そこが長所といえば長所。京都の内回りは対応できると思います」と不安は全く感じていない。  オークスから秋華賞に直行するローテは当初の予定通りだ。14日の追い切りではWコースで5ハロン66秒5をマークし、1週前より明らかに上向いた動きを披露。鞍上は仕上がりに太鼓判を押した。さらに「僕が直接(デアリングと)対戦するのは初めてですが、引けは取らない。それぐらいの自信があります」と言い切る。陣営への取材を続けているうち、歴史的快挙を阻むのはウインマリリンじゃないか、という気持ちが強くなってきた。(柴田章利)

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