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再放送が話題!大沢たかお『JIN-仁-』“コロナ制圧”への決意

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『半沢直樹』(TBS系)を筆頭に『ハケンの品格』(日本テレビ系)、『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)、『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)と、各局ともヒットドラマの続編を準備して臨んだ春ドラマ。しかし、いずれもコロナ禍に巻き込まれて放送延期となっている。 元モー娘。福田明日香が心機一転挑む「衝撃写真集」の中身 もし”緊急事態宣言”の期間が延長されれば、期待された春ドラマも、もはや放送すること自体が危ぶまれる危険水域に達しつつある。そんな中、瀕死のドラマ界で今、異変が起きている。 大沢たかお主演の日曜劇場『JIN-仁-』を再編集した特別編『JIN-仁- レジェンド』(TBS系)が、4月18日から三週連続して土日(毎回3時間全6話)に放送され、いずれもゴールデンタイム並みの二桁視聴率を獲得。26日には、11.9%をマークして大きな注目を集めている。 「このドラマは、現代に生きる脳外科医・南方仁(大沢)が、ある事件をきっかけに江戸幕末にタイムスリップ。当時猛威を振るっていた感染症と向き合い、身の危険にさらされながらも、人の命を救おうとする医療従事者の生き様を‘09年、‘11年『JIN-仁-完結編』と二度に渡って描いたヒットドラマ。 江戸の街に伝染病”コロリ(コレラ)”が蔓延して医療崩壊に見舞われる様は、新型コロナウイルスの感染拡大に苦しむ、我々自身の姿を見るようで胸に迫るものがあります」(報道番組関係者) しかも時代は幕末の動乱の最中。”禁門の変”が勃発して、京の都は焼け野原。独力で開発した治療薬・ペニシリンも底をつき、救えるはずの命も救えず「俺は無力だった」と天を仰ぐ、大沢演じる南方仁の演技にも胸が締め付けられる。 今回の特別編『JIN-仁- レジェンド』の放送を前に、スタッフ&キャストを代表して主演の大沢たかおは、 「同じ時代に生きる仲間たちと支え合い、皆で試練を乗り越えて行く姿を是非ご覧ください。“神は乗り越えられる試練しか与えない”」 とコメントしている。ドラマの中でも繰り返し語られるセリフ“神は乗り越えられる試練しか与えない”。この言葉こそ、東日本大震災で心が折れそうになっていた我々を、一体何度励ましてくれたことか。 その名言と共に甦ったドラマ「JIN-仁-」には、あまり語られていない秘話がある。 ‘19年に舞台「王様と私」で”世界のケン・ワタナベ”と、ロンドン・ウエストエンドの檜舞台に立ち”世界進出”を果たした大沢だが、思えば大沢たかおの俳優人生も、試練に継ぐ試練の連続ではなかったか。 「初めての試練は、モデル時代。パリコレ進出を夢見てオーディションを受けるも、不合格。大沢は、描いていた夢を叶えられずに帰国しています。しかしその後、俳優に転身。蜷川幸雄演出の『真夏の夜の夢』でイギリス公演を成功させ、20代最後に関わったドラマ『劇的紀行 深夜特急』(テレビ朝日系)での経験も評価され、大沢は”世界進出”を賭け、大役に挑みます」(制作会社プロデューサー) しかしここで、まさかのアクシデントが大沢を襲う。 「実はドラマ『JIN-仁-』の撮影に入る前に、大沢は誰もが名匠と認めるマーティン・スコセッシ監督の映画オーディションに合格しています。ところが今度こそ、俳優として世界へ届くと思っていた矢先、ファイナンスの問題で映画自体が消滅。掴みかけていた世界進出のチャンスを失ったショックから、大沢は『JIN-仁-』の撮影を前に日本から逃亡。電話すらシャットアウトして、ロンドンの民家に3カ月間籠っていた事実を、今年1月に放送された番組『アナザースカイII』(日本テレビ系)の中でも明かしています」(前出・制作会社プロデューサー) 掴んだはずのチャンスが、後一歩のところで水泡に帰す。やはり俺には叶わぬ夢なのか。 そんな葛藤を抱き、日本との連絡を絶ってロンドンへタイムスリップ。しかし異国の地で『JIN-仁-』の役作りをする内に、大沢はある思いにたどりつく。 「『俺はなんのためにこの時代へやってきたのか』ともがき苦しむ、南方仁の”数奇な運命”と向き合う内に大沢自身も又、“神は乗り越えられる試練しか与えない”という悟りの境地にたどり着いたのではないでしょうか」(放送作家) みずからも抗うことのできない”数奇な運命”に翻弄される囚われ人の一人。そう気づいた時、大沢は南方仁の中に、自分の進むべき道を見つけたのかもしれない。 「結果、このドラマは‘09年に放送された第1期の全話平均視聴率19.0%(最終回25.3%)。作品の評価も高く、なんと国内外で33の賞を受賞。さらに‘11年に放送された『完結編』では、前編を上回る全話平均視聴率21.3%(最終回26.1%)を記録。世界80カ国で放送され、大沢にとって名実ともに”世界進出”の足掛かりとなる作品となりました」(前出・放送作家) ドラマの主人公・南方仁の”数奇な運命”に、みずからの思いを重ね、演じる大沢たかお。“神は乗り越えられる試練しか与えない”。あのロンドンでの3ヶ月に及ぶ”逃亡生活”がなければ、この傑作は生まれていなかったかもしれない。 取材・文:島右近(放送作家・映像プロデューサー) バラエティ、報道、スポーツ番組など幅広いジャンルで番組制作に携わる。女子アナ、アイドル、テレビ業界系の書籍も企画出版、多数。ドキュメンタリー番組に携わるうちに歴史に興味を抱き、『家康は関ケ原で死んでいた』(竹書房新書)を上梓

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