29日新駅舎オープン「JR松山駅」周辺再開発について市が施設案明らかに
南海放送
いよいよ29日・日曜日に新駅舎がオープンするJR松山駅。現在進められている松山駅周辺の再開発について、松山市が施設案などを明らかにしました。 和氣アナ: 「松山市は今の駅舎があるこのエリアに今後、子ども達が楽しめるアミューズメント施設や商業施設などを案とした再開発の方向性を示しました」 今月29日におよそ70年ぶりに生まれ変わるJR松山駅。松山市の新しい陸の玄関口として期待が高まる一方で、市が整備を担当する駅西側と東側の再開発については具体像が見えない状態が続いていました。 きょう新駅舎の開業を前に会見を開いた野志市長は、市が、駅西側の車両基地跡地に整備を目指す「情報文化交流拠点」について。 野志市長: 「現在経済団体から5000席程度の多目的に使えるアリーナの要望を。文化団体から市民の文化活動の場で100席程度の小規模なホールの要望を頂いています。私としてはその両方を実現することを目指したい」 アリーナは多目的な活用としてバスケットボールBリーグなどのプロスポーツの試合のほか、大規模なコンサートなどを想定しているということです。 また駅東側には、商業施設やホテル、子ども向けのアミューズメント施設など、アリーナやホールとの相乗効果が期待できる施設をイメージし、民間での開発を進めたいとしています。 交通拠点となる「バスタ」については「平面で整備し、機能や規模は交通事業者の意見を聞きながら採算性を考慮した必要最小限のものにする」としました。 それぞれの完成時期は、手法によってスケジュールも変わるとして具体的な時期は明言せず“できるだけ早く”としています。