【日本維新の会代表選挙2024】選挙の仕組みと立候補した4人の経歴・政策まとめ
11月17日に告示された日本維新の会代表選挙には、大阪府知事の吉村 洋文(よしむら・ひろふみ)氏(49)、衆院議員の金村龍那(かねむら・りゅうな)氏(45)、衆院議員の空本誠喜(そらもと・せいき)氏(60)、参院議員の松沢成文(まつざわ・しげふみ)氏(66)の4名が立候補しました。新代表は12月1日の投票と党大会で選出されます。
代表選の仕組みは?
まず、日本維新の会は、「衆議院議員総選挙、参議院議員通常選挙、統一地方選挙」の大型選挙の後に代表選挙を実施するかを判断します。今回は2024年10月27日投開票の衆院選後の所属議員の投票と党役員会を経て、2022年8月以来の代表選の実施を決めました。 代表選に立候補できるのは、党所属の国会議員・地方議員、知事・市町村長、選挙の公認候補予定者の「特別党員」で、かつ特別党員50人以上の推薦人が必要です。推薦人には国会議員と地方議員をそれぞれ1人以上含める必要があり、さらに候補者が所属する議会会派(知事・市町村長の場合はその自治体の議会会派)の過半数(所属議員が10人以上の場合は5人以上)の推薦人が必要です。 投票は特別党員と一般党員が行います。日本維新の会の代表選において大きな特徴といえるのが、投票する際に「一般党員も特別党員と同等の1票を持っている」という点です。過去2年間継続している一般党員であれば、特別党員と同等の権利を有しているのです。 日本維新の会の代表選には、決選投票がありません。1回のみの投票で最多得票となった候補者が代表に選ばれることになります。最多得票数が同じ場合はくじで決めます。
次世代のための政党へ 吉村氏
吉村氏は1975年6月17日生まれ。 九州大学法学部卒業後、弁護士として務めた後に、2011年大阪市会議員選挙に大阪維新の会公認候補として立候補して初当選。2014衆院選に維新の党から出馬して当選しましたが、2015年大阪市長選に立候補して当選。2019年から2期連続で大阪府知事を務めています(現職)。 日本維新の会共同代表と大阪維新の会代表を務めています。 吉村氏は以下の公約を掲げています。