ヤンキース・ジャッジ FAソトの破格交渉に「私の金じゃないからどうでもいい」と涼しい顔
ア・リーグMVPのヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)がFAで争奪戦となっているフアン・ソト外野手(26)に言及した。 MLB最強コンビを結成してワールドシリーズ進出に導いた相棒はチームを離れる可能性があり、残留したとしてもジャッジをはるかにしのぐ契約金となる。しかし、そんな状況にもキャプテンは動じず「正直に言うと、それは私のカネじゃない。本当にどうでもいい。最高の選手が獲得できればそれでいい。誰が一番高い給料をもらうかなんて考えたこともない」と涼しい顔で米メディアに打ち明けている。 打率3割2分2厘、58本塁打、144打点と申し分ない成績を残しながらもプレーオフで失速。WSを勝ち抜くにはソトの力が必要と分かっている。ジャッジは2年前に9年3億6000万ドル(約557億円)でヤンキースと契約し、ソトは10年6億ドル(約928億円)以上とも見られている。自分よりはるかに高額選手となるが、残留して再び世界一を目指すことを最優先し、オフにオーナーのスタインブレナー氏と会談し、ソトを含めてチームの現状を話し合ったという。 「あのような選手が目の前にいるというのはインパクトがあった。たくさんの球種をも観ることができた。もしラインナップにソトのような選手が8人いれば最高だね」。ライバルのメッツの金権力の前に劣勢と伝えられる中、ジャッジに朗報は届くだろうか。
東スポWEB