94歳・市川寿猿 来年1月に舞台復帰 脳梗塞公表から2カ月「後遺症なし」現在はリハビリ中「深く感謝」
歌舞伎俳優の市川寿猿(94)が29日、公式SNSを通じ、舞台復帰することを報告した。 寿猿は今年9月、体調不良のためスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」を休演すると発表。「先日、体調が優れなかったので病院に行きましたところ、脳梗塞の診断でした」と報告していた。 この日、「皆様、お元気でお過ごしでしょうか。『八月納涼歌舞伎』の千穐楽の翌日に脳梗塞を患いましたが、医師の適切な処置とリハビリの指導により、大きな後遺症はありません」と後遺症はないと明かし「現在は食事において糖質と塩分の制限を守りながら、リハビリに励んでいます」と現状を伝えた。 また「来年の『壽初春大歌舞伎』に出演する運びとなり、これも観客の皆様や役者、松竹の方々のおかげであると深く感謝しております」と、来年1月に行われる壽初春大歌舞伎で舞台復帰することを併せて報告。「復帰の際には全力を尽くしますので、今後ともよろしくお願い申し上げます」と呼びかけた。