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JAL、搭乗口の改札機10年ぶり刷新 QRコード読取も高速化

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Aviation Wire

 日本航空(JAL/JL、9201)は、羽田空港の搭乗口に設置している搭乗改札機を約10年ぶりにリニューアルした。自動手荷物預け機の新設やカウンターのデザイン刷新など、空港の利便性を高める「スマートエアポート」と呼ぶ取り組みを今年から始めており、当初は今夏に開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックに照準を合わせていたものだ。 【JALの新型改札機】  これまでの改札機は2010年に設置したもので、新型は今年6月23日から試験運用がスタート。7月6日から本格稼働し、同月29日に全搭乗口に設置を終えた。従来機は鉄道の自動改札機のような形状だったが、五角形に変更。向かって右側に二次元バーコード(QRコード)やICカードの読み取り機と案内表示画面などを設け、これまでよりもかざしやすい角度にした。JALによると、二次元バーコードを読み取り時の反応が良くなったという。  新型も10年程度は使用することになるため、余裕のある構造にした。左右だけでなく、上部にもカメラやセンサーなどを設置できるボックスを設置。JALはKDDI(9433)と共同で、次世代通信規格「5G」を用いた搭乗口のタッチレス化に向けた実証実験などもすでに実施しており、乗客が通る通路の左右と上部に機器を設置できるようにすることで、機能拡張に対応できる構造になっている。  デザインは、チェックインカウンターと同じくドイツのゲンスラーが担当。空港全体で統一感を出すようにした。通路幅は80センチで車いすに対応している。新型改札機の導入により、今後は地上係員(グランドスタッフ)が飛行機の出発前に行う業務を効率化させたり、乗客をスムーズに機内へ案内するように改良していく。  スマートエアポートは、ITを活用した人的サービスと、最新技術によるセルフサービスによる、JALが考える新しい空港サービスの形。5つのコンセプトとして、スムーズに移動できること、落ち着いて手続きできること、手続き方法の選択肢が豊富であること、ニーズに合わせたサポートがあること、旅全体へサポートがあることを掲げている。

Tadayuki YOSHIKAWA

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