元セクシー女優が暴露「女優が引退後も稼ぎ続けられる理由」。“消息不明が当たり前”だった時代からの変化
引退後の女優は「消息不明」が基本だった
ビデオ出演を終えたセクシー女優が、元気な姿を見せ続けてくれるとファンは嬉しいだろう。なぜなら一昔前だと、引退したら消息不明が当たり前だったからだ。 ちゃんと引退を表明しないままやめる人は今でもいるけど、「あの人どうなったんだろう……」が当時はあまりにも多すぎた。SNSもないと情報を入れる術もなく、元気であることを祈るのみ。なかには“推し”の友達だった女優がまだ現役だと、イベントへ行って「○○ちゃんと連絡とか取ってる? 元気にしているの?」と聞くファンさえいたらしい。 前は超・売れっ子でないと引退後のルートが確約されていなくて、今よりも現役女優の不安は大きかったという。タレントに転身できなければ表舞台に出続けるのが困難だったからこそ、引退後はひっそりと生活し、ファンから見ると“消息不明”といった感じだったのだ。 悲しいかな昔は女優への偏見が凄まじかったため、ほとんどが“バレ”には怯えていたし、辞めた後は「水商売以外の選択肢が思いつかなかった」なんて声もある。だから消息不明と言われた女優と夜のお店で会えたらラッキーで、だいたいが引退と言えば“完全引退”を意味していた。 平成後期はSNSが普及し、セクシー女優の取り扱われ方に変化が起きたため、業界卒業後の再出発が一般的となった。これはファンからしても、当の本人からしても嬉しい意味での“変化”だ。
女優が完全引退を決める時
全員が全員表舞台に出続けたいわけではなく、事務所退所と共に完全引退を望む人もいる。煌びやかな世界からスパッと縁を切る理由は、思いつく限りこんな感じだ。 ・結婚や出産など、プライベートの事情 ・ある程度、人前に出て満足したから ・女優業以外にやりたいことがない ・セカンドキャリアで想像以上に人気が落ちた だいたいが結婚や就職、達成感など前向きな理由で去っていくけど、たまに鳴かず飛ばずで致し方なく引退を決める場合もある。どうしようもなくなったケースだと未練が残りやすいが、ダラダラ続けていても仕方がないため完全引退をせざるを得ないだろう。 また完全引退と言いつつ、その後は夜のお店に在籍するなど「完全引退とは何だ?」と思うような例も少なくはない。 今まで華やかな商売をしていた人が、完全引退を決めるのには勇気が要る。人前に出続けることが絶対正義ではないため、「引っ込む覚悟ができるセクシー女優もすごいなぁ」と、筆者は個人的に思ってしまう。