味と食感は抜群 イチゴ「紅い雫」西予で収穫最盛期(愛媛)
クリスマスを前にケーキ用などのイチゴの需要が高まる中、県オリジナル品種「紅(あか)い雫(しずく)」の収穫が、主産地の一つである西予市宇和地域で最盛期を迎えた。寒さが増す中、農家は丁寧な手つきで赤く輝く実を摘み取っている。 「紅い雫」は雫のような円すい形や色づきの良さ、糖度と酸味のある濃厚な味わいが特長。昼夜の寒暖差が大きい同地域は栽培に適している。同市宇和町久枝の農園「さかいさんちの苺」では12日、酒井幸和代表(45)と妻亜由美さん(44)が約35アールの園地で作業に励んでいた。 県産品の魅力を発信して地域活性化につなげるプロジェクト「ハーベスト」の購入サイトで、「至高の紅い雫」(約250グラム2パック、4500円)として販売している。ハーベスト事務局=電話089(935)2323。
愛媛新聞社