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尖閣侵入をエスカレートさせる中国の本当の狙い

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ニッポン放送

ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」(8月3日放送)にジャーナリストの須田慎一郎が出演。中国が尖閣領海侵入を繰り返す問題について、中国が置かれている国際的な状況と共に解説した。

中国漁船団、尖閣に大挙して侵入を予告か

中国政府が日本政府に対し、尖閣諸島周辺で多数の漁船による日本の領海への侵入を予告するような主張と共に、日本が航行を止めるよう求めていたことに対して「要求する資格はない」と伝えて来ていたことがわかった。8月16日に中国が設定する休漁期間が終わり、漁船と当局の船が大挙して侵入する恐れがある。

中国の行動がエスカレートする理由~アメリカとの交渉のレベルを超えた

飯田)2日も、尖閣領海のすぐ外側にある接続水域に、中国海警局の船がいたということです。 須田)海警局の船をバックアップするように、近海には人民解放軍の艦船もいたということですから、中国としては段階を踏んで事態をエスカレートさせているという状況です。しかし、この問題は尖閣領有をめぐる日中の対立、領海領土をめぐる問題という限定的なものではなく、いまの中国が置かれている状況が大きく影響しているのだと思います。7月23日にアメリカのポンペオ国務長官が、完全に中国を敵とみなすような演説を行いました。私は中国側がどのような反応をするのか、じっと見ていたのですが、この10日間程はほとんど無反応で、激しく反応しませんでした。これまでだったら、相当批判的な論調で臨むのが常なのですけれども、そういう動きがなかった。中国側としては米中の問題に関して、「交渉のレベルを超えた」という認識を持っているのだと思います。そこで日本の立ち位置を考え、交渉の余地があるのではないかと、日本にプレッシャーをかけるという思惑も働いたのではないでしょうか。しかし、日本は明らかにアメリカ陣営に入ります。当然の話ですが、そういうことが鮮明になって来た以上、「もうここは行動するしかないだろう」ということで、事態がエスカレートして来たと見るべきではないかと思います。

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