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ファミコン芸人フジタが選ぶ「なぜこれを?謎すぎるコマンドに困惑したファミカセ」

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オリコン

 家庭用ゲーム機黎明期に誕生し、今も楽しめる名作から、“クソゲー”と呼ばれる不人気作まで、さまざまなソフトを生み出した『ファミリーコンピュータ』。そのソフトは1000タイトル以上と言われ、誰もが知っている名作から、まったく日の目を見なかったものまで、実にさまざま。そこで、ゲームソフト所有本数3万本、約3000万円をゲームに捧げたファミコン芸人・フジタ協力のもと、この“ファミカセ”を、さまざまな角度で切り取り、ピックアップ。第3回のテーマは「なぜこれを?謎すぎるコマンドに困惑したファミカセ」。 【貴重写真】突然爆破?不条理ゲーの元祖『たけしの挑戦状』ほか”無理ゲー”コレクション

「無理ゲー」の定石は、「コツより先に絶望」

 3回目となる今回のテーマは「謎すぎるコマンドに困惑したファミカセ」。現代までにさまざまなテレビゲームが誕生していくなかで、このテーマに沿ったソフトは多いとフジタは言う。 「あくまで体感ですが、2本に1本くらいは、攻略本なしでクリアすることが難しかったように思えます。今、大人になってこれだけネットが発達したなかでだったらいくらでもできると思うんですけど、子どものころはそういうことも全くなかったので」  ではなぜ、ファミコンのソフトにいわゆる「無理ゲー」と呼ばれるソフトが多いのだろうか。「ファミコンは容量が少ないので、そのなかで『いかに長く遊ばせられるか』が各メーカーの命題としてあって、その結果、難しいコマンドが増えたと言えると思います。だから、冒頭いきなり難しくて、詰んでしまうということがあり得るわけです。容量に限りがあるから、チュートリアルを作る余裕がないんですよね。少し余談になりますが、本来ゲームって、1面から徐々に難しくなっていくものだと思うんです。『スーパーマリオブラザーズ』は特にそうですよね。1-1で操作の基本を分かって、コツをつかんで、だんだん難易度が高くなっていく。『ゼルダの伝説』もそうだと思うんですけど、任天堂のソフトに“良ゲー”と言われるソフトが多い理由はそこだと思うんです。その塩梅もちょうどいい。ところが、『無理ゲー』はその定石を崩すんです。前半でコツをつかませず、いきなり絶望を味わわせる。『コツより先に絶望』が『無理ゲー』の定石ですね(笑)」とフジタは分析する。  さらに「ソフトを制作していた方から聞いたのですが、ファミコンが浸透してきた中期から後期にかけては、『子どもでも簡単にクリアしてしまうのではないか』という想定があり、『ある程度難易度を上げてもいいんじゃないか』という気持ちで制作していたといいます。ただ実際、難易度の設定は難しいところですよね」と開発者サイドにも思惑はあったという。  実際今回紹介する3本にフジタ自身も幼少期、苦しめられた記憶があるというが、家にいる時間が増えた昨今、「こうしたゲームにチャレンジしてみるのもいいのではないか?」とフジタは推奨する。「大人になった今だから楽しめるということはあるかもしれないですね。最悪詰まっても、ネットや攻略本で調べればその糸口はつかめる。今回紹介するソフトは、ある程度安く手に入れることもできるので、おうち遊びでやってみるのもいいかもしれないですね」。

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