【ボクシング】年間最高試合賞に矢吹正道―寺地拳四朗戦が選ばれる 拳四朗「次は勝者として選ばれたい」
ボクシングの2021年度年間表彰が29日発表され、年間最高試合賞には、昨年9月に行われた矢吹正道―寺地拳四朗戦が選ばれた。同カードは王者と挑戦者が入れ替わる形で異例の直接再戦が3月に行われる。 【年間最高試合賞(世界戦)】 WBCライトフライ級タイトル戦 王者・寺地拳四朗(BMB)―挑戦者・矢吹正道(緑) 寺地拳四朗「このたびは年間最高試合賞に選んで頂きありがとうございます。次は王座を奪還し、勝者として受賞できるよう全力を尽くします。これからもよろしくお願い致します!」 矢吹正道「2021年度の年間最高試合賞に選ばれ評価して頂きすごく光栄です。まだまだ社会情勢が不安定ではありますが、今後もさらなる高みを目指して精進していきたいと思います。今後もよろしくお願い致します」 【努力・敢闘賞】 東洋太平洋スーパーライト級王者・麻生興一(三迫)初 「今回このような賞をいただき本当に感謝しています。そして、このようなチャンスをくれた三迫会長、久保マネジャー本当にありがとうございます。そして、試合まで練習など支えてくれた椎野トレーナー、三迫ジムのトレーナーの方々、選手のみんなに感謝しています。また頑張っていきますので、今後とも応援よろしくお願いします」 【新鋭賞】 WBOアジアパシフィックバンタム級王者・西田凌佑(六島)初 「新鋭賞は、恩師である近畿大学の名城信男監督も受賞されていて、恩師と同じ賞を頂けたことをとても光栄に思います。名城監督も新鋭賞を受賞し、世界チャンピオンになられたので自分も同じ賞を頂けたからには世界チャンピオンになる為、さらに精進していきます。今後とも応援よろしくお願い致します」 【女子最優秀選手賞】WBA女子フライ級王者・藤岡奈穂子(竹原慎二&畑山隆則)4年ぶり6回目。ウルビナ(メキシコ)との同級タイトル戦で女子年間最高試合賞も受賞。 「周りの人の評価は励みになります。続けている以上はさらに上を目指したい。さらにいい試合をしたいと思っています。一方で、若い人にも頑張ってもらいたいです。おそらく最高齢(46歳)のMVPじゃないかと思いますが、年齢を考えちゃうと元気がなくなっちゃうので、あまり考えないでいきたい。今年もやれるなら米国で試合をしたいと思っていますし、(米国のプロモーターから)オファーのようなものは頂いています」
中日スポーツ