LE SSERAFIM・SAKURAの願い「来年はワールドツアーを」 昨年開催後にも人気拡大…気になるいつ、どこで【ライブレポート】
日本で約1年11か月ぶりのショーケースで2曲披露
K-POPガールズグループ・LE SSERAFIMが12日、都内で日本3rdシングル『CRAZY -Japanese ver.-』(今月11日リリース)の発売記念ショーケースを行った。同曲は約1年4か月ぶりの日本音盤で、日本開催のショーケースはデビュー時以来の約1年11か月ぶり。メンバー5人は会場に駆けつけたファンを前に、同曲と日本オリジナル曲『Star Signs』の2曲を披露し、SAKARAが「来年はワールドツアーをしたいです。みんな来てね」と呼びかけた。 【写真】LE SSERAFIMのメンバー最新ソロカット 「ル・セ・ラ・フィ・ム」「ル・セ・ラ・フィ・ム」。開演前からコールが響いた。立ち見でいっぱいの会場。ファンが待ちわびる中、先に司会者が登場した。そして、原稿を読みながらグループの活躍ぶりを紹介。その後にKIM CHAEWON、SAKURA、HUH YUNJIN、KAZUHA、HONG EUNCHAEが手を振りながら登場した。 「こんばんは。LE SSERAFIMです」 5人で声を合わせ、3人の韓国人メンバーも日本語でトーク。そして、待望の『CRAZY -Japanese ver.-』を歌い、踊った。振りは直線的で腕や手の動きを駆使したヴォーギングダンスが特徴で、5人は切れよく、かっこよくパフォーマンス。一気に会場のボルテージを上げた。 原曲の『CRAZY』は今年8月に韓国でリリースされ、瞬く間にTikTokで関連動画ビュー3.4億回を突破。米国ビルボードのメインソングチャート「Hot 100」には2週連続でチャートイン(9月14日付、同21日付)し、今年発表されたK-POPガールグループの楽曲の中で「Hot 100」最高順位を記録した。そして、『CRAZY -Japanese ver.-』も話題を呼び、LUMINEのクリスマスキャンペーンソングに起用されている。 イベントは進み、一人ひとりがファンにあいさつ。SAKURAは「デビューからもう2年と聞いて驚きました」と実感を込め、「来年もパフォーマンスを直接(ファンに)届けたいので、ワールドツアーをしたいです。日本に来たら、見に来てくれますか」と呼びかけた。 振り返ると、LE SSERAFIMは2023年8月からグループ初のワールドツアー『2023 LE SSERAFIM TOUR ‘FLAME RISES’』を開催。韓国・ソウルを皮切りに日本、香港、インドネシア、タイの5か国で計13公演を実施した。その人気は欧米にも広がったことから、2度目のワールドツアー開催地がどうなるかも見どころ。KIM CHAEWONも「2度目の(ワールド)ツアーすることが目標です、これまでよりも、もっと大きな会場で公演をして、皆さんと一緒に最高の思い出を作りたいです」と願った。 その後、HUH YUNJINが「この曲はJ-POPスタイルのリズムが特徴です」と説明し、5人で『Star Signs』をしっとりと艶やかに歌った。 短い時間だったが、FEARNOT(ピオナ=LE SSERAFIMファンの総称)と触れ合えたひと時。SAKURAは「楽しんでいただけましたでしょうか。見えにくい方もいらっしゃったと思うんですけど、後ろの方までちゃんと見えてます」と気づかいも見せた。また、「来年も個人的に趣味の編み物を頑張りたいです」「応援が完璧でした」と言うなどして観客を和ませていた。KAZUH、HONG EUNCHAEも「たくさんのFEARNOTの皆さんと楽しい時間を過ごせて幸せでした!」「今年は本当に大きなステージに立つことができて光栄でした。大きな舞台でパフォーマンスする度に成長できた気がします」などと感謝と優しさを見せ、歓声を受けながらステージを後にした。 LE SSERAFIMは、『CRAZY -Japanese ver.-』のリリースに先立ち、英国の音楽イベント「2024 MTV Europe Music Awards」で「今年のパフォーマー」として単独ステージを披露。K-POPガールズグループで初めて「Best PUSH」を受賞した。3年連続でのNHK『紅白歌合戦』出場も決めている。
ENCOUNT編集部