【水深90cm、入水体験も】ジャガー・ランドローバー柏 特設オフロードコース増設 認定中古展示場も
JLR柏エクスペリエンスセンターとは
text&photo:Yasuhiro Ohto (大音安弘) ジャガー・ランドローバーの正規販売店である「ジャガー・ランドローバー柏」は、2020年11月11日より、施設拡張によるリニューアルオープンを行うと発表した。 【写真】ジャガーランドローバー柏【エクスペリエンスセンターに潜入】 (30枚) 同店は、1年前の10月に、近隣に多くの商業施設が立地する国道16号沿いへと移転。ジャガー・ランドローバーの最新CIを採用した新店舗としてグランドオープンした。 2階建て新車ショールーム、4つの作業ベイを備えるサービス工場などで構成される大型店舗だが、新たに認定中古車展示場と特設オフロードコースを増設。今回、メディア向けに、新設備の内覧とオフロード体験走行が行われた。 リニューアルにより店舗の敷地面積は、約1万平方メートルまで拡大。これは日本でのジャガー・ランドローバー正規ディーラーでは、最大級を誇る。 新設された認定中古車センターには、最大120台の車両が展示可能な広大なスペースを確保。すでに、ジャガーおよびランドローバーの優良物件がズラリと並ぶ。 従来も認定中古車の展示スペースは設けられていたが、最大6台と限定されていた。 しかし、見るべきは、規模の大きさだけでない。レンジローバーやジャガーFタイプなど希少性の高いモデルも複数台が揃えられていること。 認定中古車を検討する人には、同一モデルの比較や希少モデルとの出会いも期待できるなど、魅力的な施設となりそうだ。
デイキャンプ体験 ヒルクライム/モーグルも
その認定中古車センターの背後に設置されるのが、特設オフロードコース「ジャガー・ランドローバー柏エクスペリエンスセンター」だ。 ここはランドローバーが誇る悪路走破性を顧客に体感してもらおうと整備されたもの。 マッド路面のオフロードコースには、50cmの高さのモーグルが6か所、バンク傾斜25度と4mの高さと傾斜30度のヒルクライム、最大水深90cmのポンドを備える本格的なものだ。 またオフロードコースには、テラスラウンジやドッグランなどが隣接しており、コース走行の様子が見学できるほか、バーベキューやデイキャンプ体験など同社の顧客向けイベントにも活用されるという。 また施設のマスコットとしてロバの「ランド」君が来場者を歓迎し、触れ合うことができる。 ジャガー・ランドローバー柏を運営するミッドランズの荒井賢 代表取締役社長によれば、オフロードコースの開設は、新店舗建設のための造成工事がきっかけだったという。 「造成工事で掘り起こした土が集められて山になっていました。ふと工事関係者に“ランドローバーで、この山を登ったら楽しいだろう”と話したら、そんなことができるの? と驚かれた。そこで、ランドローバーに関心を持たれるお客様もオフロード走行を体験してもらい、ランドローバーの凄さと魅力を知って欲しいと施設の開設を決めました」とエクスペリエンスセンターへの想いを語った。 またマスコットのランド君については、動物好きの荒井社長のアイデアだそうだ。