巨大地震への備え…南海トラフ地震の被害想定 香川県が10年ぶりの見直し始める【香川】
岡山放送
南海トラフを震源とする大地震などについて、香川県は被害想定を10年ぶりに見直すことになり7月17日、高松市で検討委員会の初会合が開かれました。 検討委員会は国が南海トラフ大地震の被害想定を見直していることを受けて設けられたもので、委員は地震や津波、防災に関する有識者で構成されています。 今の香川県の被害想定は2014年に出されたもので、会ではその点を踏まえて熊本地震や能登半島地震の教訓や、この10年で進んだハード・ソフト面での対策などを盛り込み新たな被害想定を検討します。 (香川大学 金田義行特任教授) 「香川県独自の地域性を踏まえた被害想定をしてさらに県民の皆さんに分かりやすく説明できる(ものにしたい)」 検討会では今後、数回議論を重ね2025年7月をめどに調査結果をとりまとめ新たな被害想定を発表する予定です。
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