大正ロマンを彩った台日の作家を紹介 文壇の交流読み解く=特別展/台湾
(台北中央社)日本統治時代の料亭を再利用した文化拠点「紀州庵文学森林」で27日、大正ロマンを彩った台湾、日本の作家5人を紹介する特別展が始まった。展示を通じ、当時の台日文壇の交流とつながりを読み解き、いかにして現在に引き継がれているのかを探る。 展覧会で紹介する作家は佐藤春夫、谷崎潤一郎、西川満、龍瑛宗、楊熾昌の5人。来月20日までの開催期間中、展示のほか、台日の耽美主義文学に関する講座や映画の上映、音楽会、青空マーケットなども開かれる。 (編集:名切千絵)