ドラマとどう違う?ダイアナ妃&チャールズ皇太子の実際の結婚生活
人気ドラマ『ザ・クラウン』シーズン4が配信となり、フィーチャーされるチャールズ皇太子&ダイアナ元妃の関係性に熱視線が注がれている。王室にほとんど興味がない人にも、2人の馴れ初めはある程度認知されているが、『ザ・クラウン』シーズン4では、いかに相性が悪くお互いを理解していなかったか、そしてその関係はいかに有害であったかを深く掘り下げている。 【写真】噂の真相は!? ダイアナ妃&チャールズ皇太子と恋仲にあった人物たち けれど、『ザ・クラウン』はあくまでもフィクション。このドラマで描かれたチャールズ皇太子&ダイアナ元妃の関係は実生活にかなり近いものの、実際にはより深いストーリーがあったことがわかっている。『ザ・クラウン』シーズン4で見た出来事に沿って、実生活のタイムラインをご紹介。
1977年頃 出会いは、ダイアナ元妃の姉がきっかけ
チャールズ皇太子&ダイアナ元妃は、元妃の実家であるスペンサー伯爵家の邸宅で初めて出会うが、チャールズは当時、元妃の姉であるセーラと付き合っていた。 元妃の言葉によると、元妃が16歳、皇太子が28歳のとき、ある撮影中に「耕された畑の中で出会った」そう。つまり、元妃がコスチュームを着ているときに出会った『ザ・クラウン』の描写は正確ではない。 チャールズ皇太子は婚約インタビューの中で、ダイアナ元妃に初めて出会ったときのことを振り返り、彼女は「とても陽気」だったと語っている。しかし、チャールズ皇太子はそのときセーラと交際していた。セーラとのデート写真はこちら。
1980年11月 2人の恋仲がスポットライトに
ダイアナ元妃はチャールズ皇太子と王室一家を訪問するために、スコットランドにある王室の別荘バルモラル城へ旅行するが、そのときの様子は『ザ・クラウン』にも描かれている。 旅から戻ると、元妃はロンドンのアパートの外に集まった報道陣に、「楽しい週末を過ごしました」と語っている。明らかにこの時点で多くのメディアが元妃に関心を寄せ、以降、彼女には常にメディアがつきまとうようになった。
1981年2月24日 同棲スタート
バッキンガム宮殿はチャールズ皇太子&ダイアナ元妃の婚約ニュースを発表し、2人は間もなくクラレンス・ハウス(女王の母が住んでいた邸宅)に移り住んだ。『ザ・クラウン』では、この時期に元妃が非常に孤立し、その間チャールズ皇太子は多くの外遊をこなして元妃の電話を無視した様子が描かれている。 『Diana: In Her Own Words』で元妃は、「彼の求愛には一貫性がなかった。1週間毎日電話をかけてきたかと思えば、その後3週間も私に話しかけてこなかったこともある。本当に奇妙だわ」と語っている。チャールズ皇太子も、結婚式前のインタビューで多忙なスケジュールについて明かしている。