商店街のにぎわい創出へ 仙台・太白区長町で一部車道を開放して社会実験
khb東日本放送
仙台市などが太白区の長町商店街エリアで、新しい社会実験を始めました。車道の一部を歩行者に開放して自由に歩いたり飲食を楽しんだりしてもらい、にぎわい創出につなげる試みです。
小笠原侑希記者「長町商店街を通る旧国道4号ですが、道路の一部が開放され机やいすが置かれています」 社会実験は、大型の商業施設が立ち並ぶあすと長町や長町南に比べて訪れる人が少ない商店街ににぎわいを生み出そうと、仙台市などが29日から行っています。 長町駅前交差点から広瀬橋交差点までの約1キロの区間で、4車線のうち両側1車線ずつを規制し歩道と合わせて幅6メートルほどの空間をつくり出します。 沿道には商店街の飲食店も出店し、訪れた人は食事などを楽しみながら商店街の魅力を再発見していました。 「子育て世代が多いと思うので、普段過ごしている所でゆっくり地元の物を食べられるのはとてもありがたいきっかけですね」「のんびりできるしお店をよく知れるんじゃないですかね。商店街をゆっくり歩こうかなという気になるんじゃないですかね」 社会実験は12月1日まで3日間行われ、対象の区間では2日午前6時まで交通規制が行われます。
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