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軽SUV市場でどう戦う? ダイハツ新型「タフト」が持つ強みとは

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新型タフト投入で軽SUV市場が活性化する?

 軽自動車の主要なジャンルとして、全高1700mmを超える「スーパーハイトワゴン」が人気を博しています。 【画像】軽自動車もSUVブーム! 新型タフトとライバル車をチェック(25枚)  ホンダ「N-BOX」やダイハツ「タント」、スズキ「スペーシア」に加え、日産「ルークス」、三菱「eKスペース」といった新型モデルが登場するなど、各メーカーが力を入れています。

 スーパーハイトゴンが軽自動車の定番となったいま、新たに注目されるのが軽SUVです。  近年の軽SUVブームの先駆けとなったのは、2014年にスズキが発売した初代「ハスラー」です。ハイトワゴンの「ワゴンR」をベースに、車高を上げてSUV風に仕立てたハスラーは、一躍ヒットモデルに躍り出ます。  そして2020年1月にフルモデルチェンジし、2代目へと進化。デザインはキープコンセプトとしながらもやや角ばった形状とし、先代型から継承した丸目のヘッドライトで愛嬌のあるスタイルになりました。  また、先代モデル以上に使い勝手の良い室内を実現するなど、新たな魅力を身につけて売り上げを伸ばしています。  そんなハスラーに対抗するかのように、ダイハツが投入した軽SUVが新型「タフト」です。  SUVが世界的なブームになっている現在、国産メーカーはもちろん海外の高級ブランドもSUVをラインナップしています。  軽自動車においてもSUV市場の成長が見込まれることから、2020年6月に新型タフトが発売されました。  新型タフトのターゲットは幅広い年代のアクティブ志向層とし、使い勝手を重視したクルマでレジャーを楽しむのはもちろん、日常においても楽しくアクティブに使えるようなモデルとして開発されました。  発売1か月後の販売台数は、月間目標4000台に対して4.5倍となる約1万8000台と好調に推移しており、また実際の購入層は、男女や年齢などに関わらず、狙い通り、幅広いユーザーに選ばれているといいます。  SUVらしいタフで力強い印象のスクエアな外観デザインや、オレンジアクセントやデジタル柄のシートによるアクティブな内装といった、新型タフトのスタイルの良さに人気が集まっている一方で、内装や機能面において、ほかのモデルとは違った特色があります。  新型タフトに全車標準装備されるガラスルーフの「スカイフィールトップ」は、運転席・助手席の上部に配置され、開放感があふれる空間が広がります。  固定式のため外の空気を取り入れることはできませんが、シェードを開けると明るい日差しが差し込んで、ワクワクした気持ちになれます。  軽自動車でガラスルーフを設定しているモデルはほかにはなく、新型タフトだけです。  また、前席は運転を楽しむ「クルースペース」、後席は遊びを楽しむ「フレキシブルスペース」として役割を分けているのもタフトの特徴です。  とくに後席は荷物を乗せるスペースとして活用でき、簡単な操作で前に倒すとフラットな荷室に早変わりします。荷室と後席背面には汚れてもすぐに拭き取れる防汚素材が用いられており、アクティブな使い方に対応可能です。 ※ ※ ※  軽自動車のコンパクトさとSUVのアクティブさを兼ね備えたモデルは、ハスラーやタフト以外にも存在します。  スズキはスペーシアのアクティブモデルとして「スペーシアギア」をラインナップ。スーパーハイトワゴンの背の高さとスライドドアの使い勝手の良さを活かしつつ、SUV風の外観を取り入れることで、他車との差別化を図っています。  また、スズキには軽自動車のクロスカントリーモデルとして「ジムニー」があり、こちらは本格的なオフロード性能を備えたモデルとして根強い人気がある一方、無骨なスタイルが逆にオシャレだということで、女性からも熱い支持を得ています。  さらに三菱は、ハイトワゴンの「eKワゴン」とスーパーハイトワゴンのeKスペースにSUVテイストを盛り込んだモデルとして、「eKクロス」と「eKクロススペース」を揃えています。  SUVの力強さをアピールする「ダイナミックシールド」というデザインを取り入れ、同社の「デリカD:5」にも似たワイルドな軽自動車として個性を表現しています。  本格派からSUV風まで、最近になってさまざまな軽SUVが登場しています。  そのなかでダイハツは、アクティブにも日常にも使える個性的なモデルを投入することで軽SUV市場を活性化させることを狙っており、それは約1万8000台という新型タフトの販売台数に表れているのではないでしょうか。  軽スーパーハイトワゴンと軽SUVの人気は、これからも続いていくものと思われます。

くるまのニュース編集部

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