参院選公示まで1カ月…静岡でも立候補予定者の動きが加速
6月22日に公示が有力視される夏の参議院選挙。立候補予定者の動きが加速しています。
自民党の新人 若林洋平氏
先日行われた、自民党の県連大会。前の御殿場市長で、自民党の新人・若林洋平氏(50)の姿がありました。 自民党・新人 若林洋平氏(演説):「きょうに至るまではいつくばってきた。 この一言に、私は尽きると思っているんです。仕事をして役に立ちたい。その一心で頑張ってまいりますので、どうかお支えいただきますよう、よろしくお願いします。ありがとうございました」 県連大会では、新しい会長に城内実衆院議員が就任。参院選を戦う態勢が固まりました。 自民党県連会長 城内実衆院議員(演説):「参議院選挙、若林洋平さんには納得のいく結果を出していただきたい。決して負ける訳にはまいりません」 改選2議席を争う、参院静岡選挙区。これまでは自民党候補と野党候補が議席を分け合う状態が続いていましたが、今回は無所属の現職2人に、自民党の新人が挑む構図に。 若林氏にとっても、自民党にとっても、負けは許されない選挙戦です。 自民党・新人 若林洋平氏:「自民党の公認候補としては、どんなことがあっても、やっぱりトップ当選を狙っていかないと申し訳が立たない」
無所属の現職 山崎真之輔氏
国民民主党県連会長 榛葉賀津也参院議員(演説):「山崎真之輔さん。私は彼に厳しいことを何度も言います。皆さんに申し訳ない、でも仕事でしっかり返したい。その思いを腹の底から伝える政治家になってほしい。なぜわたしが彼を応援するのか。彼は政治家として我が国、この静岡県に必要な政治家だからです」 この週末、無所属の現職・山崎真之輔氏(40)は、国民民主党県連の榛葉賀津也会長の国政報告会に出席していました。 無所属・現職 山崎真之輔氏(演説):「皆様からいただいた声をとにかく国に届ける、政府に聞いていただく、そういった活動に努めたつもりです。しかし、ここからは届けた声を具現化していく。様々な政策を実現していく。今一度、静岡ショック以上のショック、いやムーブメントとして必ず再来させて当選し、恩返しをしていきたいと思っております」 当選直後から、国民民主党の会派に所属している山崎氏。4月、夏の参院選をめぐる日本維新の会と国民民主党の選挙協力が発表されましたが、その後、一転白紙となりました。 また、前回推薦を受けた立憲民主党は山崎氏の女性問題などを理由に推薦を見送り。独自候補の擁立を模索しましたが、調整は難航し、自主投票が濃厚です。 無所属・現職 山崎真之輔氏:「(立憲民主党が)擁立しない決断をしてくださったことは追い風にしか感じていないので、そういった流れの中で是非全力で戦わせていただきたいと思っている」