新垣結衣、『鎌倉殿の13人』で演じる八重の今後は? 正室登場で最期に注目
義時の「正室」登場で八重を待つ運命
ドラマでは義時と妻・八重(新垣結衣)の深い愛情が描かれているが、「史料によれば八重が義時の妻となるという記述はありません」と河合氏は指摘する。 史実では阿波局という側室が泰時を産んでいるが、劇中で義時との間に3代執権となる泰時を産むのは八重。今回の八重は三谷氏の創作による“特別枠”の人物なのだ。 しかしこの後義時の正室となる「姫の前」のキャストは、すでに堀田真由に決定している。八重はどうなってしまうのか。 「『吾妻鏡』では、義時が姫の前にラブレターを送り続けても彼女がなびかないため、頼朝が仲介してやっと正室にすることができたとされています。でも、今回の大河でそんな女性が登場したら大変なことになる。義時が嫌われ者にならないよう、おそらく八重は姫の前が出てくるくらいのタイミングで、病気や事故などで他界するのではないでしょうか」(河合氏) 三谷氏の熱烈オファーで実現したという新垣・八重。その最期は、三谷氏の思い入れたっぷりのシーンになりそうだ。 ※週刊ポスト2022年5月27日号